回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社みずほ食品
成果総作業時間が約3時間短縮できた
| 事業者名 | 有限会社みずほ食品 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 邑南町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 4人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1991年 |
大正時代から豆腐を作り続ける有限会社みずほ食品は、良質な瑞穂の水と昔ながらの製法で豆腐を製造している。周辺地域では豆腐店の廃業が相次ぎ、4軒あったものが1軒になり、需要が集中した。一方で高齢化や採算悪化により、製造を効率化すればさらに需要を拡大できる可能性も高まっていた。
抱えていた課題
やったこと
製造の効率化を目指し、新たな豆乳搾り機(エコノマイスター)を導入した。おからの水分率を70%前後まで下げる高効率の搾りが可能になり、歩留まりが大幅に向上した。目詰まりしにくい設計で連続運転ができ、搾りや使用後の洗浄などのメンテナンスも容易になった。
| 加工機 | エコノマイスター(豆乳搾り機) |
|---|
新しい製品・サービス:水を使わず豆乳と小麦粉で作る豆乳入りドーナツ、おからや豆乳の風味を生かした焼きドーナツ
新しい豆乳搾り機の導入により、搾りやメンテナンスの効率が上がり、総作業時間が約3時間短縮できた。午前中に配達もできるようになり、豆乳入りドーナツの製造にもより時間を割けるようになった。歩留まりも大幅に向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
大正時代からの伝承製法や豆乳入りドーナツの新商品展開はうかがえるが、経営戦略上の位置づけは記載がなく明確ではない。
周辺の豆腐店が4軒から1軒に減り需要が集中したと書かれ、外部環境と強みの関係は読み取れるが、競争優位の説明は薄い。
豆乳搾り機導入で総作業時間が約3時間短縮し、午前中に配達できるようになったと具体的な課題解決が書かれている。
総作業時間の短縮は書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は記載されておらず、わずかにうかがえる程度。
社長が30年前から家業を継いで工場で作業していることはうかがえるが、補助事業の遂行体制は記載がない。
県内産大豆と良質な瑞穂の水を使う製品価値や、遠方からの来店、ふるさと納税返礼品としての人気が書かれている。
新設備導入の効果は書かれているが、遂行方法やスケジュール、課題解決の方法は記載されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
豆腐の製法は伝承的だが、高水準の高付加価値化や高価格化を図る記述は具体的な数字を伴わず薄い。
地域の豆腐店が減少し需要が集中したとあり、地域の供給維持への言及はあるが、波及効果や雇用創出の記載は乏しい。
作業時間の大幅短縮や歩留まり向上が書かれるが、補助金投入額に対する費用対効果の数字は記載されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
中国山地の山間地域で大豆や水を活かした製品を作り、ふるさと納税返礼品として県外に出荷している点が読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
新設備の導入で午前中に配達もできるようになり、ドーナツ製造にもより時間を費やせるようになった。昔ながらの大豆の味を今後も伝えていきたい
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
溶接部を挟み込む形で複数のヒーターを設置し、加熱範囲や加熱時間を厳密に制御する6点式自動抵抗加熱装置を導入した。
効果:自社設備の増強により他社からのリース費用が無くなり、コスト削減につながった
火入れ機と連結し、熱酒をそのまま自動で充填・打栓する設備一式を導入した。
効果:タンク1本(1,300ℓ)の充填時間 2時間→1.3時間