木取り工程に最新設備を導入することで、操作性、安全性、生産性を高め、ギフト市場へ進出する
木取り(カット)工程に、アミテック㈱製のコンピュータ制御全自動式ランニングソーRCV-100Bを導入した。
効果:木取り工程時間 3.3分/個→3.1分/個
有限会社岡山メタル鋼業
成果再研磨時間(1枚当たり) 50分→25分
| 事業者名 | 有限会社岡山メタル鋼業 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 岡山市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 9人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1985年 |
岡山メタル鋼業は1985年に岡山県内の先駆けとして設立された、鉄鋼用丸鋸刃の再研磨専門業者である。鉄鋼用と非鉄用の丸鋸を再研磨し、新品同等の品質にして納品しており、ベテラン技術者の手作業と最先端機械による高い研磨精度と短納期を強みとしている。非鉄用チップソーの再研磨は新製品購入と比べ30%以上のコスト削減が見込め、大型公共事業や都市再開発計画の影響から顧客の再研磨要望が高度化している。
抱えていた課題
やったこと
ドイツのフォルマー製チップソー研磨機を導入した。同機は鉄用チップソーの研磨機として稼動実績がある。すくい研磨用砥石と先端研磨用砥石を同時に装着でき、すくい面と先端研磨を自動で行うため作業時間が短縮した。砥石のセット作業も自動化されたため、作業の熟練度や経験に依存せず高精度の加工を実現した。既存設備で1枚当たり50分かかっていた再研磨は、最新設備では1枚当たり25分で行えるようになり、リードタイムを半減させた。
| 加工機 | フォルマー製チップソー研磨機 |
|---|
最新設備の導入により、非鉄用チップソーの再研磨時間が1枚当たり50分から25分となり、生産性が50%以上向上してリードタイムを半減させた。すくい面と先端研磨の自動化とセット作業の自動化により、熟練度や経験に依存せず高精度の加工を実現した。作業時間の短縮で生まれた余力を使い、新規顧客開拓と受注拡大につなげる効果が見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1985年設立の再研磨専門業者で、事業承継を機に最新設備を導入し新規顧客開拓へ進む方向性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは詳しくない。
非鉄用再研磨需要の増加や中国地方の専門業者の事業承継課題を踏まえ、高い研磨精度と短納期を強みとしている点が具体的に書かれている。
熟練技術者依存の課題に対し、生産性を50%向上させ1枚50分から25分に短縮した、と課題と解決策の対応が数字で示されている。
リードタイム50%削減、1枚50分が25分になるなど目標・実績の数値が示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
社員数9人と事業承継の専務が引き継ぐことは書かれるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的記述は乏しい。
非鉄用再研磨は新製品購入と比べ30%以上のコスト削減が見込めると、顧客ターゲットと選ばれる理由が具体的に書かれている。
木工・アルミ加工・銅合金分野への新規開拓を目指すとあるが、スケジュールや中長期の検証内容は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
非鉄用チップソーの再研磨で高い研磨精度を求める顧客要求があり、同分野で高水準の付加価値化を図る内容と読み取れる。
自動車・住宅・建材産業で使われる丸鋸の再研磨を担うとあるが、経済波及効果や雇用創出の具体的記述は少ない。
新製品購入と比べ30%以上のコスト削減が見込めるなど、費用対効果を示す数字が記載されている。
先端的デジタル技術やビジネスモデルの記述はなく、地域やサプライチェーンへの貢献は書かれていません。
最新設備導入で非鉄用チップソー市場の新分野へ進出する点がうかがえるが、日本経済の構造転換に資するとの記述はない。
中国地方で専門業者が不足する中、岡山で地域の再研磨需要に応える点は読み取れるが、雇用や地域成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
作業時間短縮により、木工分野、アルミ加工分野、銅合金分野をターゲットに新規顧客開拓と受注拡大を目指している。
木取り(カット)工程に、アミテック㈱製のコンピュータ制御全自動式ランニングソーRCV-100Bを導入した。
効果:木取り工程時間 3.3分/個→3.1分/個
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル