自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社ワールドサービス
成果切断可能な鋼板の厚さ 4.5mm→6mm
| 事業者名 | 有限会社ワールドサービス |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 鳥栖市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 9人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1993年 |
トラック全般の鈑金、整備、自動車架装、中古車販売を行っており、商圏は佐賀県や福岡県の筑後地方が中心で、大手トラックディーラーと運送会社が主な取引先である。車体後部の架装に専門的な技術を持ち、大型トラックの架装はすべてオーダーメイドで、大型トラックの架装ができる工場は商圏内で当社のみである。補助を申請した当時は排ガス規制の影響で運送会社のトラック買い替え需要が高まり、架装依頼が増加していた。運送会社はトラックの稼働日数が売上に直結するため、平均14日かかっていた納品を10日前後にしてほしいという要請が増えていた。
抱えていた課題
やったこと
鳥栖工場に、コンピュータ制御のスイング式油圧シャー(シャーリング)を設置した。製造プロセス内の薄物鋼板の切断工程に導入し、切断精度の向上と所要時間の大幅な短縮による納期面の強化を図った。既存機械では厚さ4.5mm以上の鋼板の切断は外注するしかなかったが、新設備では6mmまでの切断が可能になった。
| 加工機 | スイング式油圧シャー(シャーリング) |
|---|
新設備の導入で、スケールによる測定の手間がなくなり、加工精度が向上したことでバリ取りなど後処理が必要な製品の割合は数%に低減した。作業時間が大幅に短縮され、品質の向上と納期の短縮につながった。6mmまでの鋼板切断が可能になったことで外注品の待ち時間が削減され、外注費も削減された。作業時間の短縮により残業時間が減って人件費の削減が実現し、その分を取引先への還元として販売価格を抑えることにつながった。さらに鉄板の切断作業などで発生していた手指のけがも減り、安全性が飛躍的に向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来の切断工程の課題と架装分野の強化方針が書かれ、既存の事業活動との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。
大型トラックの架装ができる工場は商圏内で自社のみ、短納期対応で信頼を得ていると具体的に書かれ、強みと外部環境が読み取れる。
取引先から納品期間を14日から10日前後に求められ、月2~5件の依頼を断っていたという課題が数字で示され、切断工程刷新で解決する計画が明確。
バリ残存製品の割合を数%に低減、切断可能厚さを4.5mmから6mmへ、納期短縮を具体的に示しているが、付加価値や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員9人で多能工体制、資格取得やOFF-JTを進めるとあるが、補助事業を遂行する事務体制や人材配置の記述はわずかにとどまる。
大型トラック架装の短納期対応と多能工による高精度加工が選ばれる理由として具体的に整理されている。
設備導入後の効果や内製化の方向は書かれているが、スケジュールや中長期の課題検証の方法は記述がなく、遂行方法は読み取りにくい。
公開されている事例からは読み取れません。
架装分野の高付加価値化や高収益化を目指す記述はあるが、ジャンルの普及度や高水準の価格設定に関する具体的な記述はない。
排ガス規制による運送会社のトラック買い替え需要増加が背景にあると書かれるが、地域経済波及や雇用創出への言及は乏しい。
外注費削減、残業時間減少、作業時間短縮、手指のけが減少など効果が具体的に示されており費用対効果の方向性は読み取れるが、投入額との比較はない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
佐賀県・福岡県の筑後地方を商圏とし地域の運送会社と取引する点は書かれるが、地域成長を牽引する記述は具体性が薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
新しい機器は使い勝手がよく、コンピュータ制御なので操作を覚えれば熟練工でなくても高精度な加工ができる。今後は切断や曲げ、溶接、塗装などの基礎技術の向上にも取り組み、資格取得やジョブローテーション、OFF-JT(職場外や業務外で行う研修)を積極的に取り入れて熟練工の育成に注力し、競争力を高めて事業の存続を目指す。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分