新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社土井牧場ハム製造所
| 事業者名 | 有限会社土井牧場ハム製造所 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 大村市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,材料製造プロセス |
| 従業員数 | 16人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1972年 |
1972年設立の食料品製造業者で、ドイツ式製法のハムを初代から三代にわたり受け継いできた。漬け込みから手作業で行い、機械化が進む業界の中で手造りにこだわった製造を続けている。6次産業化認定事業者である諫早市の養豚業者からオリジナルブランド豚を使ったハム・ベーコンの製造を農商工連携事業として受託しており、その評判から他の養豚業者からも委託製造の依頼が来ている。
抱えていた課題
やったこと
素材となる肉質に応じた塩漬け、解凍、熟成、燻製などの製造工程を、養豚業者と重ねて研究し、素材ごとに工程を設定した。その結果、従来の冷凍庫2台に加えてプレハブ冷凍庫を導入した。プレハブ冷凍庫により素材を長期間にわたって保管できるようになり、通年で生産して造り貯めを行えるようになった。
新しい製品・サービス:キャンプやアウトドアで使いやすいローストビーフやソーセージを、おしゃれなパッケージで展開する新ブランド「ハッチロック」
プレハブ冷凍庫の導入により、素材を長期間保管できるようになった。通年生産による造り貯めが可能になり、ロスが格段に低減した。冷凍庫の庫内も整理しやすくなり、従来の冷凍庫と併用する形でOEM商品の受託も可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
100年以上の伝統を受け継ぐ手作りハム製法が明記され、過去の取組との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。
機械化が進む業界の中で手作り・唯一無二と強調されており、競争優位の根拠としてうかがえるが、市場動向や経営資源の分析は書かれていない。
繁忙期に受注できない課題と、冷凍庫増設が急務と判明した点が書かれ、課題認識と解決策の方向性は読み取れる。
ロスの低減は書かれているが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値や数字は示されていない。
従業員数16名と記載はあるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力についての説明は書かれていない。
ブランド豚を使った手作りハムという価値と、OEM委託の依頼があることは読み取れるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
今後はイベントでの認知度向上や新ブランド立ち上げなど展開方法は書かれ、中長期の方向性は読み取れるが、スケジュールは不明確。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ハムの製法は一般的だが、低温調理や手作業による唯一無二の製造という高付加価値化の方向性が示されている。
農商工連携で地元養豚業者のブランド豚を活用しており、地域経済への波及効果がうかがえるが、雇用創出などは書かれていない。
冷凍庫導入によりロスが低減したと書かれているが、補助金額に対する費用対効果の数字は示されていない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
諫早市の養豚業者と連携し、地域の素材を活かして手造りハムを製造している点が具体的に書かれている。
今後はイベントを活用して県内での認知度を上げていく予定である。また新ブランド「ハッチロック」により、未開拓の層へアプローチしていきたいと考えている。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg