回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社和山
成果印刷に必要な人員 2名→1名
| 事業者名 | 株式会社和山 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 波佐見町 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | デザイン,製造環境 |
| 従業員数 | 47人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1967年 |
波佐見町で日用食器、業務用食器、ギフト商品などを製造・販売している。オリジナルの日用食器シリーズは多くの女性に支持されている。外食産業が店舗を拡大する中、各企業のロゴ入り食器の需要が大きく伸びている。
抱えていた課題
やったこと
これまでは片面用のエアー駆動式パッド印刷機2台を使い、素焼きを設置して内絵と外絵を別々に2回印刷していたため、2名の人員を要した。今回、両面用サーボモーター式パッド印刷機を導入した。これにより表裏すべての印刷を従業員1名で短時間に行えるようになった。印刷精度が向上し、受注先の求めるクオリティーもクリアした。機械の設置スペースはこれまでの半分で済み、印刷後の品物を次の工程へ直接送れるようになったため、製品をストックする必要がなくなり、工場内の敷地の有効活用にもつながった。
両面印刷を1名で短時間に行えるようになり、高品質の商品を大量に生産できるようになった。印刷機の設置スペースが半減し、印刷後の品物を直接次工程へ送れるため製品のストックが不要になり、工場敷地の有効活用につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
30〜40代女性向け日用食器の既存事業を基盤に、外食産業向け絵付製品へ販路を広げる計画で、事業との一貫性がある。
外食チェーンのロゴ入り食器需要の拡大を捉え、波佐見焼の産地と自社の印刷精度を生かして参入する構図が読み取れる。
2台・2人必要だった印刷工程を1台・1名に集約する課題解決が示され、大量生産につながる計画になっている。
付加価値額や賃上げの数値目標は記載がなく、高付加価値化の目標値が示されていない。
従業員47名の製造会社で、導入設備を既存工場で運用する体制が示されており、遂行体制は一定程度確保されている。
受注先から求められる印刷品質をクリアしたという事実があり、外食企業のロゴ入り食器という顧客ニーズへの対応が明確。
導入後の自社ブランド開発という展望は述べられているが、スケジュールや課題解決の方法は具体的に示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
外食産業向けロゴ入り食器は需要が伸びている分野で、高精度の両面絵付けで差別化を図る点が読み取れる。
波佐見焼の産地が少人数で高品質な絵付製品を大量生産できる工程を構築し、地域産業の販路拡大に寄与する。
印刷工程の人員が2名から1名に減り、設置スペースも半分になるなど生産性向上の事実が示されている。
サーボモーター式の両面印刷機の導入で、表裏を一度に印刷し工程を直結させる生産方式の刷新が行われている。
公開情報では判断できません。
波佐見町の伝統的な焼きもの産地で、若い世代に知られる地域ブランドを活かし、地域の製造業の成長を担う事業である。
近年、波佐見焼は若い世代を中心に全国的に知られるようになった。今後は導入した設備を活用して自社ブランド商品の開発に力を入れ、日本中の食卓で愛される食器づくりを目指す。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
制御基板の試験を自動化するため、基板検査装置を開発し、手作業で行っていた測定端子の接続や測定値の読み取りを自動化する。
効果:測定工数は予定通り約半分以下の時間となった