画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
浜新硝子 株式会社
| 事業者名 | 浜新硝子 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 神埼市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | デザイン,製造環境 |
| 従業員数 | 80人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1972年 |
従来は安全性・意匠性・機能性を兼ね備えた商品の提案が業界から求められており、その対応としてデザインフィルムを使っていたが、劣化による見栄えの低下が課題になっていた。平成24年頃からデジタルセラミックプリンターの導入を計画していたが、当時の機種はグレードが十分でなく見送っていた。平成27年に解像度の向上した新しい機種が発売されたため導入を再検討し、当初は金融機関からの借入を予定していたが、本事業の概要を知って申請した。
抱えていた課題
やったこと
平成28年6月から7月にかけて機種設置のシミュレーションを行い、従来2色までしかできなかったガラス加工を同時多色印刷で行える機種として、スペインテックグラス社製デジタルセラミックインクプリンター ビトロジェット最新機種XXL2545を選定し、平成28年7月下旬に発注した。同年12月中旬に機種を導入し、メーカー担当者から作業確認と取扱説明を受けた。導入後の検収では、スクリーン印刷との生産性と品質を比較した。工程比較では、一度に2色の加工ができるため従来工程より7工程の削減が確認できた。品質比較では、単純2色の表面仕上がりや印刷精度がよく、ホコリ等の不着もなく格段にきれいに仕上がった。製造原価の確認では、受注製造時間が7日と227分短縮され、製造原価も削減できることが確認できた。
| 加工機 | スペインテックグラス社製 デジタルセラミックインクプリンター ビトロジェット最新機種XXL2545 |
|---|
新しい製品・サービス:デザイン意匠性の高いセラミック印刷強化安全硝子(水周りや屋内外で使用可能、多色デザイン対応)
デジタルセラミック印刷の導入により、従来2色までだった加工を同時多色印刷で行えるようになり、色彩鮮やかで付加価値と利益率の高いガラスを製造できるようになった。製版作業が不要になったことで、製版の清掃や産業廃棄物が出なくなり経費も削減され、製版の発注や保管などの管理業務も不要になった。設計事務所やデザイナーからの問い合わせが増え、プライバシー確保や分煙に使える新機能デザイン硝材として展開が見込まれ、導入機種を保有する国内企業が少ないことから受注につながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来はデザインフィルムで対応し劣化が課題だったとあり、セラミック印刷への移行は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
スクリーン印刷は2色が限界で納期2週間以上だったが、多色同時印刷で7日短縮、設計事務所やデザイナーへの展開が見込まれると具体的に書かれている。
製版作成に1週間以上、受注から納品まで2週間以上という課題に対し、工程7削減・製造時間7日と227分短縮という数値で解決策を示している。
製造時間や工程削減の実績は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、将来の目標値は読み取れない。
専属の担当者による普及活動の記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的な記述は少ない。
耐久性や多色の色彩性、遮光によるプライバシー確保など商品の価値と用途が具体的に書かれ、ターゲットも設計事務所やデザイナーと明確。
平成28年6月から12月までの導入経過と今後の普及活動は書かれているが、中長期の課題検証や詳細なスケジュールは薄い。
当初は金融機関からの借入を予定していたとあるのみで、財務状況や資金調達の見込みの具体的な記述はない。
スクリーン印刷では不可能な多色デザインで、導入機種は国内で2~3社しか保有しておらず、高付加価値・高価格化の根拠が示されている。
公的な波及効果や雇用創出への言及は乏しく、国が補助する積極的な理由は直接読み取れない。
製造時間7日・227分の短縮や廃棄物・管理業務の削減など、導入効果が具体的に示されており費用対効果がうかがえる。
デジタルセラミック印刷の導入は書かれるが、地域やサプライチェーンへの貢献や新しいビジネスモデルの記述は乏しい。
デザイン性・安全性を求める業界動向に応える点はうかがえるが、日本経済の構造転換に資する記述は見当たらない。
佐賀県神埼市の企業であることと、東京のショールームでの展開が書かれるが、地域の特性を活かした経済成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
関係先への普及活動を専属の担当者を中心に今後も続けていく。東京の新宿パークタワー6Fにあるショールームで実物の使用部位を体感してもらう提案を行い、今後の受注の伸びに期待している。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分