高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
株式会社三恵工業
成果加工精度(中厚物鋼板) 2mm→1mm
| 事業者名 | 株式会社三恵工業 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 24人 |
| 設立 | 1969年 |
鉄やステンレスの材料仕入れから製缶、溶接、機械加工までを一貫して行う金属加工会社である。長年は造船業界向けにパイプサポート等の船舶艤装品を主力としてきたが、近年は業界や取引先を広げ、クレーンサドルや半導体ベース等の製作にも携わっている。2021年5月にISO9001:2015の認定を取得し、コスト削減と安定した品質の製品提供に努めている。
抱えていた課題
やったこと
課題を解決するため、最新のプラズマ切断機を導入した。ドロス除去が必要な製品の割合は0%に改善された。ドロス除去が不要になったことや消耗品の交換が簡素化されたことにより、プラズマ切断機による切断工程の作業時間は65%削減された。加工精度は従来限界としていた2〜3mmから1mm単位に向上し、加工不良も減って歩留まりも改善した。
ドロス除去が必要な製品の割合が0%になり、切断工程の作業時間は65%削減されて作業が大幅に効率化した。加工精度も2〜3mmから1mm単位に向上し、加工不良や歩留まりロスも改善した。作業の効率化と精度向上により短納期が実現し、生産性が向上してコストダウンにもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
造船向けパイプサポート等を主力としてきた過去の取組と、クレーンサドル・半導体ベース製作への拡大方針が記載されており、一貫性はうかがえる。
造船業界から他分野へ販路を広げる方針は示されるが、市場動向と自社の強み・弱みの分析は書かれていない。
ドロス除去が必要な製品の割合0%、切断工程の作業時間65%削減、加工精度2〜3mmから1mm単位への向上など、課題と効果が具体的に示されている。
切断工程の作業時間65%削減という数値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員数24名と一貫加工を行う体制はうかがえるが、補助事業の遂行体制や事務処理能力の記述はほぼない。
造船部品から半導体ベース等への展開など顧客ターゲットは示されるが、ニーズの裏付けや選ばれる理由は整理されていない。
今後は造船を軸に他分野へ販路を広げるとの方向性はあるが、スケジュールや遂行方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ISO9001認定や中厚物鋼板の高精度加工に触れるが、分野の普及度や高付加価値化の水準を示す記述は乏しい。
公開情報では判断できません。
作業時間65%削減、歩留まり改善、短納期実現など効果は示されるが、補助金額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
従業員24名の地域企業として取引先を広げる取組はうかがえるが、地域経済への波及や雇用創出の記述はない。
今後は造船を軸としつつ、クレーンサドルや半導体ベース等の製作など造船以外の分野にも販路を広げ、事業リスクの分散を図りたいとしている。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
本事業で大型タレットパンチプレス機「アマダ社製CNCタレットパンチプレス EMK3612M2」を導入した。
効果:不良率 7%→2%