サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
有限会社成澤鉄工所
| 事業者名 | 有限会社成澤鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 鶴岡市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 24人 |
| 資本金 | 400万円 |
| 設立 | 1989年 |
鉄骨製作では、切断と穴あけを行う前工程から作業が始まる。当社は前工程の多くを外注に頼っており、外注費に加えて大型トラックでの搬送費もかかっていた。そのため、最初の一次加工段階の効率化とコスト削減を目的に内製化を図ることにした。
抱えていた課題
やったこと
外注に依存していた切断と穴あけの前工程を内製化するため、CADデータと連携できるNCドリルマシンとバンドソーを導入し、両設備による生産ラインを構築した。CADデータからNCデータへの変換ソフトも導入し、図面から機械への転記作業を減らした。これにより転記ミスなどのヒューマンエラーを極小化した。切断と穴あけ処理のスピードも大幅に向上した。
| 加工機 | NCドリルマシン |
|---|---|
| 加工機 | バンドソー |
| ソフト | CADとNCデータ変換ソフト |
外注先の繁忙期や閑散期に左右されず、切断と穴あけの加工工程を自社で確立できた。導入した設備により加工スピードが格段に上がり、前工程のリードタイムが半減した。その結果、次の工程へ効率よく移行でき、短納期化とコスト削減が実現した。CADとNCデータ変換ソフトの導入で転記ミスなどのヒューマンエラーが極小化し、品質も向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
外注依存の前工程を内製化する方針が明確で、過去の外注構造からの一貫した改善として位置づけられている。
庄内地域の仕事を確実にし新規受注先を増やす方針はあるが、市場動向と自社の強みを比較した記述は薄い。
外注費と大型トラック搬送費が課題として認識され、内製化で前工程リードタイムを半減させた具体的な効果が示されている。
前工程リードタイム半減、外注費と搬送費の削減が事業の成果として記されており、目標と実績が読み取れる。
従業員24名や設備導入後の生産ライン構築は読み取れるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記述は少ない。
短納期とコスト圧縮による新規受注の狙いは示されているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は限定的。
製品ヤード不足や新工場建設、溶接ロボット増設など今後の課題と段階的な対応方針は示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
鉄骨加工の中で前工程を内製化した点はうかがえるが、高付加価値化や高価格化を示す記述はない。
地元庄内からの仕事の確保に触れているが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は明示されていない。
外注費と搬送費の削減、リードタイム半減という効果は読み取れるが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
CADデータとNCマシンの連携、ヒューマンエラー極小化が示されており、デジタル活用による改善が読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
庄内地域からの受注に触れており地域との結びつきはうかがえるが、地域成長を牽引する記述は弱い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製品を置く製品ヤードが不足しており、現在は必要面積の約半分程度しか確保できていないため、新しい工場の建設を視野に計画的に受注を拡大していく。東京オリンピック後の需要減少を懸念しつつ、オリンピック前に窓口を広げて新規受注先を増やしている。地元庄内からの仕事を確実にこなし、今後も溶接ロボットを増やすなどして次の加工段階の自動化を進める考えである。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成27年1月に新型タレットパンチプレス(タレパン)を1台導入した。
効果:加工可能サイズ(長辺) 1,829mm→2,438mm
平成29年3月にマシニングセンタ(Mazak VCN-430A)を導入し、切削工程を社内で一貫して行う体制を構築した。
効果:マシニングセンタの稼働状況 100%→150%