回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
佐藤食品工業有限会社
成果ライン担当人数 2名→1名
| 事業者名 | 佐藤食品工業有限会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 日置市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 27人 |
| 資本金 | 800万円 |
| 設立 | 1966年 |
納豆は血液をサラサラにする効能があり、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞など血管系の病気を予防する効果が期待できる食品として、近年需要が高まっている。取引先が増え生産量が増加していた。国産大豆と北米産大豆のみを使用し、大粒・小粒・ひきわり納豆などの自社オリジナル商品生産とOEM生産を行っている。
抱えていた課題
やったこと
従来使用していた半自動のオートケーサー2台(2ライン)のうち、1ラインを全自動オートケーサー(納豆用)に切り替えた。新設備はコンテナへの積み上げが自動で行えるため、作業者の身体的負担の軽減につながった。これにより2ラインを1名で担当できるようになり、残る1名は包装・出荷などの他の作業に充てられるようになった。
| 加工機 | 全自動オートケーサー(納豆用) |
|---|
全自動化により、コンテナ積み上げ作業の身体的負担が軽減された。仕込み作業に要する時間が短縮され、作業者1人で2つの製造ラインを担当できるようになり、生産性が大きく向上した。生産量が拡大し、取引先への十分な供給が可能となり、時間外労働も改善された。生産数量の増加はコスト低減にもつながり、取引先が求める安定供給や価格条件にも対応でき、競争力が強化された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
納豆の需要拡大を背景に生産量を増やす方針が読み取れるが、これまでの事業活動との一貫性や経営戦略上の位置づけは具体的に書かれていない。
取引先が求める安定供給や価格条件への対応、納豆メーカーとしての競争力強化が書かれているが、強み・弱みの分析は示されていない。
手作業のコンテナ積み上げが生産性を損ねている課題を認識し、全自動化で2ラインを1名対応にした具体策が示されている。
生産性が大きく向上したと書かれるのみで、付加価値額や賃上げの目標数値は示されていない。
従業員27名の会社で設備導入後の人員配置は書かれているが、補助事業の事務遂行体制の記述は薄い。
全国納豆鑑評会特別賞の鹿児島県産大豆100%使用商品など、製品の価値と選ばれる理由が具体的に書かれている。
充填作業の改善や設備投資の継続など今後の方針は書かれているが、スケジュールや課題解決の方法は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
納豆の需要が年々拡大していると書かれるが、同分野での高付加価値化・高価格化の水準は示されていない。
納豆の血液サラサラ効果など健康面の需要は触れられるが、川上・川下への波及や雇用創出の記述は薄い。
設備投資額や費用対効果の数値が示されておらず、生産性向上の度合いの記述にとどまる。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
鹿児島県産大豆や日置市での立地に触れるが、地域の特性を活かした雇用や成長への牽引は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
充填作業等にまだ改善の余地があり、設備投資を継続していく。国産大豆にこだわった新製品や納豆が苦手な方向けの商品開発にも積極的に取り組む。高齢化が進む中で作業負担軽減を図り、人手不足の解消につなげていく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
制御基板の試験を自動化するため、基板検査装置を開発し、手作業で行っていた測定端子の接続や測定値の読み取りを自動化する。
効果:測定工数は予定通り約半分以下の時間となった