単品部品製作における短納期対応・コスト削減の為の生産プロセス強化事業
事業では、コントロール付きニータイプフライス盤を導入し、単品部品の一貫加工技術の構築に取り組んだ。
安田精工株式会社
成果図面作成期間 20日→15日
| 事業者名 | 安田精工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 鳥取市 |
| 業種 | はん用機械器具 |
| 技術分野 | 金型 |
| 設立 | 1967年 |
1967年に鳥取市で設立され、ガス機器関連などの金型製造を手掛けてきた。プレス型とプラスチック射出成形型の双方を社内で手掛ける数少ないメーカーで、家電・空調業界や自動車部品業界を主な取引先としている。金型業界は多品種極少時代に入っている。
抱えていた課題
やったこと
最先端の3次元CADと3次元CAE(シミュレーション)ソフトウエアを導入し、商品開発・設計から製造・管理までを社内で一貫した生産体制として整備した。CADにより図面作成を従来20日程度から15日で行えるようにした。金属の種類や肉厚などの材料特性を数値シミュレーションし、金型設計・組立・試作調整を行うことで工程を従来3ヵ月程度から2ヵ月で完成させられるようにした。NC工作機械とのマッチングも図り、組立後の金型はリンクモーションプレスなどで調整を繰り返し、三次元測定機器による厳密な検査に合格したものだけを出荷している。
3次元CADと3次元CAEの導入により、図面作成と金型の設計・組立・試作調整の期間が大幅に短縮され、リードタイムが半減し納期短縮が可能になった。材料特性をシミュレーションすることで短納期化と品質の確保を両立できるようになった。設計から製造・管理までの一貫体制により工程内の期間短縮や工数削減を実現し、グローバル競争に対応できる生産体制を構築した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1967年設立以来の金型製造技術強化の取組を背景に、設計から生産・検査までの一貫体制を構築する方針が示されている。
プレス型とプラスチック射出成形型を同一工場で手掛ける点や、家電空調・自動車部品向けの実績が競争優位として整理されている。
設計作図を20日から15日、設計から組立・試作調整までを3ヵ月から2ヵ月に短縮する課題解決策が示されている。
リードタイム半減や短納期化は触れられているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
平均年齢40.8歳の技術継承、高度熟練技能事業所の指定、プロジェクトチーム設置など、遂行体制の材料が具体的に示されている。
多品種極少時代への対応や、グローバル競争で取引先から選ばれる生産体制を目指す点が記述されている。
3次元CAD・CAEの導入やIoTによる見える化を段階的に進める方針が示され、手順は一定の妥当性がある。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
プレス型とプラスチック射出成形型を同一企業で手掛ける点や、鳥取県高度熟練技能者認定の取得が、同分野での高水準の技術を示している。
自動車・家電関連の産業競争力に触れているが、雇用創出や経済波及効果については記述が薄い。
公開情報では判断できません。
3次元CAD・シミュレーションやIoTによる業務の見える化を導入し、設計から生産までの一貫体制を構築している。
変革に対応できる優位性を持つ企業を目指すとあるが、構造転換との関係は直接示されていない。
鳥取市を拠点に1967年から地域の金型製造を担い、全国中小企業ものづくり300社に選ばれている点が地域の牽引を示す。
設計段階から生産・管理まで一貫した生産体制を活かし、取引先との関わりを一層高め、変革に対応できる優位性を持った企業を目指す。
事業では、コントロール付きニータイプフライス盤を導入し、単品部品の一貫加工技術の構築に取り組んだ。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
3D データから直接製品を造形する3D造形機(プリンター)を導入し、金型・成形の工程を省いて試作品を製作できるようにした。
効果:横幅150〜170mm