車載モーター用ステーターの巻線とはんだ付けの自動化及び連動化
車載モーター用ステーターの巻線と溶接(はんだ付け)を連続工程とするため、自動機や治具を試作・開発した。
アイクォーク株式会社
成果ACパック交換時間 5分→4.33分
| 事業者名 | アイクォーク株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 |
| 業種 | その他のサービス業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 資本金 | 1,000万円 |
VOCは塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤などに含まれ、大気汚染やシックハウス症候群などの健康被害をもたらすため適切な処理が求められている。既存のVOC分解装置は大型かつ高額なものが主流で、印刷工場など中小事業所への導入が進んでいない。また既存装置はVOCを完全には除去できないため、医療施設ではより高性能な分解装置が求められている。
抱えていた課題
やったこと
九州大学大学院農学研究院白石研究室と共同で、並列管型構造により境膜拡散抵抗をゼロとした新技術のVOC分解装置を基にした保守性改良を行った。PETフィルムに固着させた活性炭粒子の表面を多孔性酸化チタン薄膜で被覆した光触媒反応管を、真空成型によって一般ユーザでも5分で交換できるACパックとして開発した。ACパックとランプをセットにしてリアクターユニットとし、設置環境に応じて処理能力を調整できるようにした。新型試作機のサイズは幅46cm、奥行41cm、高さ90cmとし、ACパック6個を1ユニットとして最大3ユニットを搭載できる設計とした。ホルムアルデヒドの処理性能について試験を行い、活性炭を使用していないフィルタでは1ppmを約25分で作業指針値0.1ppm以下にできた。
新しい製品・サービス:交換が容易な改良型ACパックを用いた低濃度VOC分解装置(ニューフレッシャープロ)
保守性を改善した新型試作機が完成し、ACパックの交換時間は目標の5分以内を達成した。販売価格は目標の200万円以下の設計を実現し、3年後には150万円程度に抑える予定である。ホルムアルデヒドの処理性能は目標に届かず、活性炭の種類やコーティング剤を変えて改善を図る。販路は印刷工場から始め、2年目から医療施設にも広げて、5年目に2億5千万円の売上を見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既存のVOC分解装置の課題を踏まえ、九州大学との共同開発による高性能装置の改良という過去の取組との連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
印刷工場・医療施設向けに小型低価格の装置を狙う点と、並列管型構造で境膜拡散抵抗をゼロにする独自技術の強みが具体的に書かれている。
既存装置は希薄VOCを完全除去できない課題を挙げ、交換5分以内・販売価格200万円以下など数値目標で解決を示している。
交換時間4分20秒(目標5分以内)、販売台数数十台で150万円程度など数値目標と試作結果が示されており実現性は高い。ただし売上目標は2億5千万円のみ。
担当者名のみ記載があり、補助事業を遂行する人材・体制の具体的な記述は読み取れない。
印刷工場を主ターゲットに医療施設を追加する計画、VOC除去の必要性、価格帯の目標が具体的に書かれ、選ばれる理由も述べられている。
残課題のホルムアルデヒド処理性能に対し活性炭の種類やコーティング剤を変えて検証する方法と、1年目からの販路開拓の時期が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
VOC分解装置は中小事業所への導入が進んでいないと記載があり、小型・低価格化による差別化は示されているが、市場の普及度を数値で示す記述は薄い。
大気汚染やシックハウス症候群への対応の必要性は触れられているが、経済波及効果や雇用創出についての記述はわずかにうかがえる程度。
補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は示されておらず、販売価格や売上目標にとどまる。
光触媒と並列管構造による新技術で、大学との共同開発により技術的な革新性はあるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
ホルムアルデヒドに対する処理性能を改善するため活性炭の種類やTiOzコーティング剤を変えて検討する。医療施設での使用を考慮し、さらに低騒音となるよう改善を図る。事業終了後1年目から印刷工場を主なターゲットとして販路開拓を行い、2年目からは医療施設にも広げる。カビや細菌への有効性も確認されており、応用先の調査も開始する。
車載モーター用ステーターの巻線と溶接(はんだ付け)を連続工程とするため、自動機や治具を試作・開発した。
羽根回転によるせん断力とミル機能を一体化した微細化装置の試作・開発に取り組んだ。
「CNC複合旋盤」(①580mm、φ1,025mmまでの丸物加工が可能)を導入し、炭素繊維を素材とする製品の市場投入を図った。
効果:製造工程数 3工程→1工程