多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社クリーン・マット
成果旧来の製品仕入単価と比べ、約50%のコストダウンに成功した。
| 事業者名 | 株式会社クリーン・マット |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 長崎市 |
| 業種 | 物品賃貸業 |
| 技術分野 | 熱処理 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1979年 |
既存のエアゾール式芳香剤のほとんどはLPガス(加圧ガス)を使って噴霧しており、温暖化ガスの削減と低コスト化が求められていた。当社は企業や家庭の衛生器具のレンタルを行っており、業態を広げるために自社で販売商品を開発することを目指した。
抱えていた課題
やったこと
香料原料メーカーの協力を得て原料の配合と取り扱いの情報を集め、有機化合物の原料、エタノール製剤の除菌剤、蒸留水、界面活性剤を組み合わせた試作品を作成した。自社内の噴霧設備で噴霧テストを行い、香料の配合量は長年の経験をもとに判断し、最適な混合比を求める実験を繰り返した。ガラス板を噴霧エリア下に敷いて残留液滴を捕捉するテストを行い、成分比を微調整しながら最適な揮発条件を導き出した。最終的に、LPガスを使わなくても噴霧できる微粒子の芳香剤を開発した。
新しい製品・サービス:トイレ等専有エアゾール(ノンガスタイプ)式芳香剤
LPガスを使わないノンガスタイプの微粒子化芳香剤を開発し、既存の加圧式製品にはない製品として完成させた。製造原価は旧来の仕入単価と比べ約50%下がり、内製化によるコスト競争力が高まった。香りを好みに合わせて配合でき、引火性も低いため、利用場面が広がり、業態拡大が期待できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
衛生器具レンタル業を営み自社で販売商品を開発した点はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは文章から明確に読み取れない。
既存加圧式の床濡れ問題と、約50%のコストダウンという自社の強みに触れており、競争優位の方向性は読み取れるが市場データは薄い。
加圧ガスによる床濡れ・滑り事故という課題を認識し、ノンガス化で解決を図る流れは読み取れるが、事業計画の具体性は薄い。
製造原価約50%減という数値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現可能性の根拠は限定的。
従業員数は記載が不鮮明で、体制や事務処理能力を示す記述はわずかにうかがえる程度にとどまる。
既存加圧式の法人向け市場をターゲットとし、既存得意先から優先展開する方針など顧客と選ばれる理由が具体的に示されている。
今後の展望として持続性テストや販路拡大、バリエーション追加の段階が示されているが、スケジュールは明示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
既存のLPガス式が主流の中で、加圧ガスを使わない機械式噴霧芳香剤を開発し、約50%のコストダウンを実現している点が具体的。
温暖化ガス削減や床面の滑り事故防止に触れるが、経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は示されていない。
約50%のコストダウンという数値はあるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の記述は見当たらない。
公開情報では判断できません。
温暖化ガス削減という環境面の方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は見当たらない。
長崎県の事業者であることは分かるが、地域特性を活かした雇用・経済成長への記述はわずかにうかがえる程度。
既存の加圧式エアゾールの得意先から優先的に普及を広げ、既存取引先以外への卸・小売販売も行う。品質を保ちながら更なるコストダウンを図り、香りの種類を増やして競争力を強化する。また、自然素材の利用について農業系や医学系の研究機関と商品開発を進める予定である。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
複雑な形状の部品を認識・適応する塗布技術を確立するとともに、急速乾燥機構と色及び色ムラを認識評価する機構を構築し制御した。