ものづくり補助金平成27年度不動産業、物品賃貸業沖縄県

沖縄初! 病院・施設内感染対策を支援する洗浄・消毒委託サービス

アペックスプラン沖縄株式会社

成果洗浄容量 1倍→2倍

この事例のポイント

  • 営業人員が不足しており、新規販路を開拓できていない。
  • マットレスやシーツ等の洗浄能力を向上させるため、オゾン発生装置(OP-10)、オゾン水生成機(サニアクリーン ONT-800)、マットレス消毒機(クリーンキーパー RCM-3W)…
  • 洗浄容量 1倍→2倍。オゾン発生装置やマットレス消毒機の導入で、従来の洗浄機器の2倍の容量を2分の1の所要時間で作業できるようになり、大幅な…

事業者のプロフィール

事業者名アペックスプラン沖縄株式会社
所在地沖縄県 中城村
業種物品賃貸業
従業員数37人
資本金777万円
設立2015年

事業の背景

当社は福祉用具のレンタル・販売と児童デイサービスを行っており、個人や介護施設に車イスや介護用ベッド、松葉杖などを貸し出し・販売している。主な業務はレンタル用品の回収・洗浄で、工場でマットレスやシーツの洗浄も行っている。介護保険適用内の事業では、法改正等で申請内容が複雑化・変更されることが度々あり、それに伴い業務量が増加していた。病院・施設では定期的なマットレス洗浄・消毒が進んでいない実態があった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 人手・技能営業人員が不足しており、新規販路を開拓できていない。
  • 人手・技能人員不足のため、新たな施設からの業務委託依頼に対応できるか判断できず、受けられずにいる。
  • 生産能力従来の洗浄機器では処理能力が不足し、業務量の増加に対応しきれなかった。

やったこと

マットレスやシーツ等の洗浄能力を向上させるため、オゾン発生装置(OP-10)、オゾン水生成機(サニアクリーン ONT-800)、マットレス消毒機(クリーンキーパー RCM-3W)、業務用洗濯機(W-4105H)を導入した。オゾン発生装置は専用の部屋でマットレスの奥深くまでオゾンを浸透させ菌を死滅させ、特に汚れのひどいものはオゾン水生成機で集中的に洗浄する。洗浄後はマットレス消毒機で消毒・乾燥させる。業務用洗濯機は様々な汚れに対応したプログラムが予め組み込まれ、ボタン一つで自動的に洗浄する。

その他オゾン発生装置 OP-10
その他オゾン水生成機 サニアクリーン ONT-800
その他マットレス消毒機 クリーンキーパー RCM-3W
加工機業務用洗濯機 W-4105H

新しい製品・サービス:病院・施設向けの洗浄・消毒委託サービス(沖縄初)。

事業の効果

  • 洗浄容量 1倍→2倍
  • 作業所要時間 1倍→0.5倍

オゾン発生装置やマットレス消毒機の導入で、従来の洗浄機器の2倍の容量を2分の1の所要時間で作業できるようになり、大幅なコストカットに成功した。業務用洗濯機により作業効率も向上した。オゾン発生装置とマットレス消毒機は医療機器として認定されているため、新規販路開拓で強みとしてアピールでき、医療機関や施設に衛生面のメリットを提供できるようになった。その結果、数社との取引が決まり、今後の新たな顧客獲得と業務拡大にも効果が見込まれる。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.6 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性2

    福祉用具レンタル・児童デイサービスを営み、レンタル用品の回収・洗浄が主業務だったと書かれており、過去の取組との一貫性はうかがえるが戦略上の位置付けは明記されていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    介護保険法改正で業務量が増えたため介護保険外の市場を開拓すると記載され、外部環境への対応は読み取れるが、強み・弱みの分析は具体的に書かれていない。

  • 課題の認識と解決3

    営業人員不足で新規販路を開拓できていないと課題が認識されており、新型機器で洗浄能力を高める対応は書かれているが、高付加価値化の計画は薄い。

事業の実現可能性56%
  • 付加価値・賃上げの目標4

    従来機器の2倍の容量を2分の1の所要時間で作業でき、大幅なコストカットに成功したと数字つきで書かれている。ただし目標値の記載はない。

  • 事業を進める体制3

    従業員数37人と記載され、人員不足の課題も書かれているが、補助事業を遂行する体制の具体的な記述は薄い。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    病院・施設の定期的なマットレス洗浄・消毒が進んでいないというニーズと、医療機器認定による強みが具体的に書かれている。

  • 事業化までの道筋2

    今後は人材を増員して育成すると述べられているが、遂行方法やスケジュールの具体的な記述はない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性80%
  • 新しさ・高付加価値4

    オゾン発生装置やマットレス消毒機は医療機器として認定されており、医療機関向けの新規販路で自社の強みとして差別化できると書かれている。

公的補助の必要性53%
  • 波及効果・雇用2

    病院・施設内の感染対策という衛生面の社会的意義がうかがえるが、経済波及効果や雇用創出の記述は明示されていない。

  • 費用対効果4

    従来機器の2倍の容量を2分の1の所要時間で作業でき、大幅なコストカットに成功し、数社との取引が決まったと成果が数字で書かれている。

  • イノベーションへの貢献2

    オゾン水生成機やマットレス消毒機の導入で洗浄能力を高めたとあるが、先端的なデジタル技術やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。

政策面30%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及2

    沖縄の事業者として病院・施設向けの洗浄・消毒サービスを展開するとあるが、地域の特性を活かした雇用創出の記述は薄い。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

今後は人材を増員して育成し、人材面での課題をクリアすることで、業務の安定につなげたい。

事業者の声

今回、新型機器を導入したことで、効率化とコスト削減において成果を出すことができたが、現状としては営業人員が足りないことから、新規販路を開拓できず、これらの機器を十分に稼動させるには至っていない。

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。