シラス(火山灰)を用いた微小な高強度バルーンの試作開発
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
株式会社山本製作所
| 事業者名 | 株式会社山本製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 荒尾市 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 位置決め |
| 従業員数 | 54人 |
| 資本金 | 4,950万円 |
| 設立 | 1957年 |
当社は船舶用エンジン部品、産業プラント機器部品などの機械加工・製作・据付を行っている。主要客先は日立造船(株)有明工場に近接しており、同社の海外調達部品の不具合による緊急修繕品などを多く受注している。海外から調達した部品は安価だが技術不足による不具合が多く、近隣企業での短期加工が求められている。
抱えていた課題
やったこと
船舶用エンジン部品などの緊急修繕品や難易度の高い特注品の納期・生産強化のため、最新の立形マシニングセンタを導入した。新規設備は薄肉・難易度の高い加工品を優先的に使用し、他製品は既存設備で対応するなど使い分けて効率化を図っている。導入した設備では使用済み核燃料用輸送容器のアルミ部品なども製作している。
新規のマシニングセンタを既存設備と併用することで、緊急修繕品や特注品への対応力が高まり、顧客ニーズに応えやすくなった。初年度は緊急度や難易度の高い加工品と短納期品を中心に進め、二年目以降は他社向けの緊急品や短納期品へ展開して顧客拡大を図る計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既存設備の老朽化で対応困難となり、新規マシニングセンタを導入して既存機と併用する流れが、既存取引先への対応強化として一貫している。
主要客先の日立造船有明工場に近接し、海外調達部品の不具合による緊急修繕を得意とする強みを活かす計画で、外部環境と経営資源が結びついている。
海外調達部品の技術・品質不足による緊急修繕ニーズを課題として認識し、新規設備を緊急品・特注品に優先使用する具体策を示している。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、顧客拡大の方向性のみで実現可能性を数値で判断できない。
既存設備との使い分けを行い、従業員54人の製造体制で緊急品・特注品に対応している実績があり、遂行体制は確保されている。
緊急修繕や難易度の高い特注品に対応できる点が選ばれる理由として明確で、難易度の高い特注品も多数受注できるようになったと記載がある。
初年度は緊急度・難易度の高い加工品に集中し、二年目以降は他社向け品へ水平展開する段階的なスケジュールが示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
原子力用輸送容器や液化プラント、新型船舶エンジン部品など先端技術分野の高難度・高品質な特注品加工を手がけ、高付加価値品に特化している。
緊急修繕の遅れが生産停止につながる地域の産業基盤を支える役割が述べられ、地域の製造業インフラとしての意義がある。
公開情報では判断できません。
先端技術の加工を受け持つと触れているが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献の具体的な記述は弱い。
新型船舶エンジンやシェールガス液化プラント、原子力関連など成長分野の先端技術加工への対応が示されている。
荒尾鉄工団地内の立地を活かし、近隣企業との連携で地域の緊急加工需要に応える事業であることが読み取れる。
二年目以降は他社向け緊急品・短納期品へ水平展開し、顧客拡大を進める。先端技術を取り入れ、さらに高品質な製品づくりを目指す。
難易度の高い特注品も多数受注できるようになりました
公式の事例集より(原文のまま)
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%