溶解炉の燃料を重油から都市ガスに替え、熱効率も高めて省エネ

成果省エネルギー量は161.7kl/年(省エネ率10.8%)、CO2削減効果は1,303t-CO2/年、削減コストは1,681万円/年となった。

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福岡県の非鉄金属製造業

この事例のポイント

  • 溶解炉の燃料をA重油から都市ガスに替え、工場全体の省エネとCO2削減を実現した。
  • 既存のアルミ溶解炉とマグネシウム溶解炉にリジェネバーナーを採用し、熱効率を高めた。
  • 燃料転換とリジェネバーナーを組み合わせ、省エネとCO2削減を同時に進めた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • CO2排出の削減とランニングコストの削減溶解炉の燃料はA重油だったため、CO2排出量とランニングコストを下げる必要があった。

やったこと

  1. 事業の内容製造業者が溶解炉の燃料転換とリジェネバーナーの導入を行った。アルミとマグネシウムの再生材を製造している。工場内の溶解炉を更新し、工場全体の省エネ化を図った。
  2. 溶解炉の燃料をA重油から都市ガスへ転換A重油専用のバーナー、燃料配管、流量計、安全装置などを撤去し、都市ガス対応のものに交換した。撤去工事は補助対象外。
  3. リジェネバーナーの導入と溶解炉の更新アルミ溶解炉は燃焼効率の優れたリジェネバーナーを導入した最新炉へ更新した。マグネシウム溶解炉は非効率なガンバーナータイプから、セルフリジェネタイプのバーナーへ更新した。

補助金を使った経費

  • 4号 アルミニウム溶解炉低炭素溶解炉:マグネシウム溶解炉燃料転換都市ガス化工事リジェネバーナーセルフリジェネバーナー経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は161.7kl/年。
  • 省エネルギー率は10.8%。
  • 削減コストは1,681万円/年。
  • CO2削減効果は1,303t-CO2/年。
  • SOxの削減と大気汚染防止に役立つ。すすの発生が減り、蓄熱機の効率と燃焼空気温度が上がる。

事業者の声

当工場では生産性向上を含めた操業の効率化に取り組んでおり、これまでも合理化・省力化設備を随時導入してきました。今回の補助事業では、各溶解炉の燃料であるA重油の都市ガスへの燃料転換と、CO2排出削減による環境改善を図ると共に、ランニングコストの削減を目的として導入しました。また、アルミ3号溶解炉については、燃焼効率の優れたリジェネバーナーを導入した最新溶解炉へと更新しました。既存のマグネシウム溶解炉についても、非効率なガンバーナータイプからセルフリジェネタイプのバーナーへ更新し、大幅な省エネを達成することが出来ました。今後についても環境改善・省エネ設備へ随時更新を行い、更なる生産性向上に向け取り組んでまいります。

福岡県の非鉄金属製造業
出典・注記

今後の展望

今後も環境改善・省エネ設備へ随時更新を行い、更なる生産性向上に向けて取り組む。

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