なりわい再建支援補助金令和7年度製造業富山県

傾いた事務所と壊れた塗装設備を直し、売上を被災前に戻す

株式会社駒井漆器製作所✓ 経産省などの認定・選定

成果塗装設備の修繕を終え、売上が被災前の水準まで戻った。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • 地震で事務所の壁にひびが入り、基礎が壊れて建物が傾いた。
  • 工場では塗装の工程の設備が壊れ、保管していた原材料も崩れ落ちて傷んだ。
  • 塗装の工程が戻るまで売上は約半分に落ちたが、木地づくりや他の産地からの注文で事業を続けた。
  • 伝統工芸の補助金で足りない部分に、この補助金を充てた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社駒井漆器製作所
所在地富山県
業種高岡漆器の製造
相談先富山県事務局

事業の経緯

高岡市で、高岡漆器の木地づくりから下地の塗りまでを一貫してつくってきたメーカーである。社内で技術を磨き、包丁の柄などの特注品も手がけてきた。

令和6年能登半島地震で事務所が傾き、工場の塗装の設備や原材料も傷んだ。

塗装の工程が戻るまで売上は約半分に落ちたが、木地づくりや他の産地からの注文で事業を続けた。地元の金融機関の手助けで二つの補助金を組み合わせて復旧し、売上は被災前の水準に戻った。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 事務所と工場の被災令和6年能登半島地震で、事務所の内壁などにひびが入り、基礎が壊れて建物が傾いた。工場では塗装の工程の設備が壊れ、保管していた原材料も崩れ落ちて傷んだ。

やったこと

  1. 事業を止めない工夫塗装の工程が戻るまでの間も、木地づくりや他の地域の漆器業者からの注文に応え、事業を続けた。
  2. 二つの補助金の組み合わせ伝統的工芸品の産業を支える補助金をまず使い、それで足りない部分になりわい再建支援補助金を充てた。申請は地元の金融機関が全面的に支え、県の事務局とのやりとりも担った。日ごろから産地の組合で情報を交換していた。

事業の効果

  • 秋ごろに塗装の設備の修繕を終えた。
  • 被災後に約半分まで落ちた売上が、被災前の水準まで戻った。

受けた国の認定・補助金

認定・届出

出典・注記

相談先と計画づくり

地方銀行
県などの公的支援機関富山県事務局

伝統工芸の補助金とこの補助金をどう分けて使うかを整理し、前者で足りない部分をこの補助金で補う形にした。

今後の展望

高岡漆器の製品づくりに加えて、思いがけない所にも生かせる技術として発信し、新しい魅力をつくっていく。

製造業のほかの採択事例

製造業の事例をすべて見る