南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
株式会社下村漆器店
| 事業者名 | 株式会社下村漆器店 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 福井県鯖江市 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 高機能化学合成 |
| 従業員数 | 17人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1962年 |
高齢化の進展に伴い、高齢者福祉施設をターゲットとした給食用IH対応食器の需要が高まっていた。旧対応食器は磁力線に反応する金属と260度の高温に耐える樹脂を重ね塗装して作られ、平成19年に特殊処理の技術を確立していた。弊社は明治33年創業の越前漆器の店で、お客様のニーズを把握して商品を企画・販売する役割を担ってきた。
抱えていた課題
やったこと
高齢者福祉施設向けの給食用IH対応食器を増産するため、設備を増強した。磁力線に反応する金属と260度の高温に耐える樹脂を重ね、漆器や陶器のように美しく仕上げつつ高温調理でも剥がれない特殊な塗装処理を行う。導入した設備により処理に最適な環境を作り出し、塗装の特殊処理の速度を向上させた。
新しい製品・サービス:IH加熱専用の漆器調食器(磁力線で発熱し、器ごとに加熱の強さと時間を設定できる食器)
IH対応食器の塗装の特殊処理速度が向上し、生産性が上がった。これにより、各地の福祉施設からの要望に応えられる受注量が増えることが期待される。導入した福井県内の高齢者福祉施設では、炊きたてご飯や熱い料理に利用者が感動し、食事を楽しみにしているという。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
明治33年創業の越前漆器店で、ニーズを受け止め商品化する企画販売を担ってきたと書かれ、一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
高齢化による高齢者福祉施設の需要増を背景に増産したとあり、外部環境は読み取れるが、競争優位性の根拠となる数値や比較は書かれていない。
旧対応食器は処理に時間がかかり受注に限界があったと課題が示され、処理環境の改善で速度を上げたとあるが、事業計画の具体は薄い。
処理速度の向上や生産性向上は書かれているが、付加価値や賃上げの目標値、具体的な数値は記載されていない。
従業員17人で企画販売を担い、IT企業やカート製造企業と連携して開発していると書かれ、体制の一端は読み取れる。
高齢者福祉施設をターゲットに、炊きたてご飯や熱い料理で利用者が感動するという効果と導入先の声が書かれ、選ばれる理由が整理されている。
在宅向けの自動調理システムを装置開発中と今後の展開が書かれるが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
IH対応食器は磁力線で発熱し260度に耐える樹脂を塗装する特殊技術を用いた製品で、高水準の差別化がうかがえる。
高齢化の進展と入居待機者40万人という需要規模が書かれ、給食や在宅食事提供への社会的必要性がうかがえる。
調理従事者の手間削減や食中毒防止が書かれるが、補助金額に対する付加価値増加などの費用対効果は示されていない。
IH加熱カートとIT企業によるメニュー入力で設定が自動変更されるシステムを開発し、自動調理の在宅導入を目指すと具体的に書かれている。
高齢化社会への対応として在宅食事提供の需要が見込めるとあり、市場成長分野への進出がうかがえるが、構造転換との関係は明示されていない。
越前漆器の産地で企画販売を担い、福井県内の施設に導入したと地域との結びつきがうかがえるが、雇用や成長への効果は書かれていない。
高齢者福祉施設の入居待機者は40万人とも言われ、在宅での食事提供にも需要が見込める。IH対応食器を使った自動調理システムを自宅で導入できるよう、装置開発などに取り組んでいる。
おいしい食事が食べたい
公式の事例集より(原文のまま)
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。