超精密ガストース製法プロセスの確立
狭スリット部の加工精度を高めるため、デジタルマイクロスコープを導入し、同部の目視による計測と観察を行った。
旭パーカライジング株式会社
| 事業者名 | 旭パーカライジング株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県 八潮市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 40人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1935年 |
旭パーカライジング社は、主としてプレス金型や鋳造金型に仕込む圧縮バネや空圧機器部品の塗装を行っている。金型用バネは塗装の色で強さ(荷重に対するバネのたわみ具合)を示しており、同社が塗装する色は11種類ある。従来は手作業のスプレー塗装と、機械を使う自動の粉体塗装で処理していた。
抱えていた課題
やったこと
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。バネを塗料に漬けておく時間と電圧で膜厚をコントロールできるようにした。小型カラー電着装置を開発し、本来の色が薄く手塗りが難しい黄色と、取引先から密着長が満足できないと言われていた赤色に電着塗装を施した。2013年からアニオン電着塗装を開始した。
| 加工機 | 小型カラー電着装置 |
|---|
新しい製品・サービス:小型カラー電着装置
電着塗装により膜厚が一定になり、色も鮮やかに仕上がるようになった。密着長の差が小さくなり、注文が一時途絶えていたサイズの製品も復活させることができた。大きく重いバネを扱う作業員の負担も軽減された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来のスプレー・粉体塗装の課題から電着塗装導入に至った経緯がうかがえるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。
取引先から膜厚ばらつきや密着長の不満が出ていたことが書かれるが、市場動向や競争優位の記述はない。
膜厚ばらつき・密着長の差異という課題を認識し、アニオン電着塗装の導入で一定膜厚を実現した点が具体的に読み取れる。
膜厚や密着長の改善は書かれるが、付加価値額や賃上げの数値目標は記載されていない。
小型カラー電着装置の開発や作業員負担の課題は書かれるが、人材・事務体制の記述は乏しい。
取引先から膜厚・密着長の要望があり、電着塗装で色鮮やかな仕上がりと一定膜厚を実現したと具体的に書かれている。
2013年の電着塗装開始や今後の黒色挑戦の意欲は書かれるが、スケジュールや課題解決方法は具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
手作業・粉体では難しかった黄色・赤色の電着塗装を実現し、従来絶えていた製品を復活させたと書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
密着長の改善で注文が回復したことはうかがえるが、補助金額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
電着塗装という新工法の導入は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は記載されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
八潮市での事業と地域の記述はあるが、地域の特性を活かした雇用創出や経済成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はアニオン電着で黒色に挑戦する意欲を示している。新しいつや消し材の発売により、これまで難しかった黒色の半つや仕上げができるようになった。
今後はアニオン電着で黒色に挑戦してみたい
公式の事例集より(原文のまま)
狭スリット部の加工精度を高めるため、デジタルマイクロスコープを導入し、同部の目視による計測と観察を行った。
熟練社員の作業を標準化し、高付加価値作業の継承を確実に行うため、対話式NC装置を搭載した株式会社アマダマシンツール製『TECHSTER-6…
効果:非熟練者でも平行度0.02mm以内及び平面度0.02mm以内の寸法精度を出せるようになった。
セラミックフィルターの採用による溶湯の清浄化、溶湯保持状態での脱ガス処理の改善、真空ダイカスト法の採用と改善を行った。
効果:歩留り 55%→90%