SHIFT事業(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)令和5年度製造業山梨県

灯油ボイラーをLNGに替え、蒸気側も見直し

NECプラットフォームズ株式会社

成果対策全体で年間746t-CO2を減らし、補助により投資回収年数は約33.2年から約23.9年に短くなる。

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この事例のポイント

  • 更新時期を超えたボイラーの入れ替えと燃料転換を同時に行った。
  • 蒸気配管や蒸気トラップの点検を年1回の取り組みに加えた。
  • 照明のLED化を自主的に進め、電力の削減も図った。
  • 排ガス中の有害物質の減少や、やけど事故の防止といった副次的な効果もある。

事業者のプロフィール

事業者名NECプラットフォームズ株式会社
所在地山梨県
業種情報通信機械器具製造業
相談先施工会社

課題と取り組み

抱えていた課題

  • ボイラーの老朽化と排出の多さ一部のボイラーが更新時期を超えており、灯油焚きのためCO2排出量も多かった。蒸気トラップや蒸気配管の管理も十分でなかった。

やったこと

  1. ボイラーの燃料転換灯油焚き炉筒煙管ボイラー2台(3t、5t、合計8t)を、LNG焚き小型貫通ボイラー3台(2.5t、合計7.5t)に更新した。LNGサテライト設備(タンク容量40kL)も新設した。
  2. 蒸気漏れ対策蒸気配管の漏れ診断と蒸気トラップ診断を年1回行い、蒸気漏れによるエネルギー損失を減らす。
  3. 照明の更新蛍光灯をLED照明に替えて消費電力量を減らし、CO2削減につなげる。
  4. きっかけ:情報の入手環境省のホームページと、施工会社からの提案で補助事業を知った。

補助金を使った経費

  • LNG焚き小型貫通ボイラー3台LNGサテライト設備経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • ボイラー更新と燃料転換で、CO2を年間619t減らし、エネルギーコストを年間1,401千円削減する。
  • 蒸気漏れ対策で、CO2を年間12t減らし、エネルギーコストを年間461千円削減する。
  • LED照明の導入で、CO2を年間115t減らし、エネルギーコストを年間4,599千円削減する。
  • エネルギーコスト削減額は約646万円/年で、投資回収年数は補助ありで約23.9年、補助なしで約33.2年となる。
  • 燃焼時のNOx、SOx、ばいじんが減り、ボイラー内部も汚れにくくなって保全作業が楽になる。

事業者の声

事業を通じた気候変動対策に加えて、サーキュラーエコノミーの実現等の環境課題に対しても広く価値を提供していきます。

また、2030年度のCO2発生量削減目標実現に向けた施策を具体化し、全従業員による活動で推進していきます。

山梨県の情報通信機械器具製造業
出典・注記

相談先と計画づくり

その他施工会社

今後の展望

2030年度までにエネルギー由来のCO2排出量を2020年度比で50%削減し、2040年度にカーボンニュートラルの達成を目指す。

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