ボイラをRPF式に、照明もLEDに替え省エネ率12.4%

成果事業所全体で年112.3klの省エネとなり、省エネ率は12.4%、削減コストは年604万円だった。

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この事例のポイント

  • 3台あるA重油ボイラの1台を、廃プラスチックを原料とするRPF燃料のボイラに替えた。
  • RPFは熱量が石炭・コークス並みに高く、価格が安く品質も安定しているため、化石燃料の代わりに使える。
  • ボイラの更新に加え、蛍光灯・水銀灯401台をLEDに替え、事業所全体で省エネ率12.4%を達成した。

事業者のプロフィール

法人番号9390001004787
所在地山形県上山市
業種金属製品製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • ボイラの熱源を化石燃料のA重油に頼っていた工場では3台のボイラがA重油を燃料にしていた。重油の使用量とCO2排出を減らし、環境への負荷を下げることが求められていた。

やったこと

  1. 事業の内容自動車部品へのめっきを主力とし、大型のめっき装置で様々な部品を加工する工場。近年はダイヤモンド電着めっき技術に注力し、医療用ピンセットや電着工具を中心に海外へ販路を広げている。今回、既存ボイラを廃プラスチック利用のRPFボイラに、照明を高効率タイプに更新した。
  2. 3台のうち1台をRPFボイラに更新A重油ボイラ1台を、RPF燃料を使うボイラ1台に替えた。燃料の使用量は、更新前の重油124.9kl/hから、更新後はRPF 102.9kg/hになった。RPFは廃プラスチックを使うため熱量が石炭・コークス並みに高く、化石燃料の代替になる。価格が安く、品質も安定している。
  3. RPFボイラの構成チップの貯蔵サイロ(有効容量30㎥)から搬送コンベア(搬送能力210kg/h)でチップを送り、ターンテーブル式の燃焼室(容量102.8kg/h)で燃やす。蒸気ボイラの蒸気量は1100kg/hで、ボイラ効率は90%。排ガス中のばい塵はターボ式(VVVF制御式)のサイクロンで除去する。
  4. 照明をLEDに更新ボイラの更新と合わせて、蛍光灯・水銀灯をLED照明に替えた。更新したのは401台。

補助金を使った経費

  • RPFボイラ1台LED照明(蛍光灯・水銀灯から更新)401台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 事業所全体のエネルギー使用量905.5kl/年に対し、省エネルギー量は112.3kl/年。
  • 事業所全体の省エネルギー率は12.4%。
  • エネルギーコストを年604万円削減した。
  • 重油の使用量が減り、CO2の削減にもつながった。
  • 海洋汚染が問題となる廃プラスチックを、熱源として有効に活用した。

事業者の声

以前使用していたボイラーは化石燃料の一つのA重油を使用していましたが、3台の内1台をRPFボイラーに替えました。海洋汚染問題の一つである、廃プラスチックの有効活用としてRPF燃料を熱源としたボイラーの導入により、重油使用量も減少し、合わせてCO2の削減により地球環境負荷の低減並びに省エネに大きく寄与しています。

これからも環境に配慮した取組を推進し、省エネに努めた事業展開を行っていきます。

山形県の金属製品製造業(めっき加工)
出典・注記

今後の展望

今後も環境に配慮した取り組みを進め、省エネに努めながら事業を展開していく。

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