中央監視装置をEMSに更新し、省エネ率4.4%を実現

成果エネルギー使用量を年22.6kl(省エネ率4.4%)削減し、削減コストは年184万円、CO2は年40.6t-CO2削減した。

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この事例のポイント

  • 中央監視装置をEMSに更新し、熱源冷温水二次ポンプ・空調機・換気ファンを組み合わせて制御した。
  • 空調機と排気ファンに周期的な停止時間を設ける節電運転と、CO2濃度に応じた外気量の削減を組み合わせた。
  • 電力量を検針して見える化し、入居テナントへの省エネ意識づけにつなげている。

事業者のプロフィール

法人番号8100001000320
所在地長野県長野市
業種不動産賃貸業・管理業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 機械設備の更新だけでは省エネ効果が不十分1998年の竣工後、各設備機器が更新時期を迎えていた。空調熱源機や照明LEDなどの機械設備は更新してきたが、機械設備の更新だけでは省エネ効果は不十分と考えた。

やったこと

  1. 事業の内容JR長野駅前にある10階建ての商業ビルで、立体駐車場と地下駐輪場を備える。建物の運営管理を行っている。総合ディスカウントストア、郵便局、バスターミナル、飲食店、企業オフィスなどがテナントとして入居している。
  2. 冷温水二次ポンプの変流量制御冷温水二次ポンプにインバータを導入し、空調負荷の変動に応じて送水圧力を可変制御して搬送動力を削減した。台数制御コントローラも更新し、負荷流量に応じてポンプの運転台数を制御した。
  3. 空調機・排気ファンの間欠運転スケジュール稼働時間帯に、周期的に空調機と排気ファンの停止時間を設けた。温度またはCO2濃度が室内環境基準から外れた場合は、空調機と排気ファンを稼働させた。
  4. CO2センサによる外気量の削減室内CO2センサで濃度が健康に影響しない適切な範囲に保たれている場合に外気ダンパを絞り、熱源負荷を減らした。

補助金を使った経費

  • EMS装置インバータ盤室内湿度センサ室内CO2・温度センサ経費の区分:設備費

事業の効果

  • エネルギー使用量を年22.6kl削減し、省エネ率は4.4%となった。
  • 削減コストは年184万円となった。
  • CO2排出量を年40.6t-CO2削減した。
  • 運用改善によって電力量を12.3千kWh削減した。
  • 電力量の検針により見える化でき、入居テナントへの省エネ意識づけを進められる。

事業者の声

本建物では1998年の竣工以降、各設備機器の更新時期を迎えており、空調熱源機更新など、機械設備単体での省エネ化更新は行っておりました。しかし機械設備の更新のみでは省エネ効果は不十分であり、EMS装置と組み合わせ制御することで最大化できると考えました。またEMS装置のデータから効果を把握・分析することで、季節ごとや年度ごと等でより最適化を考慮でき、さらなる省エネ化を進めております。

長野県の不動産賃貸業・管理業
出典・注記

今後の展望

EMS装置のデータから効果を把握・分析し、季節ごとや年度ごとにさらに最適化して省エネ化を進める。

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