ガス空調を電気式EHPに替え、省エネ率28.3%を達成

成果事業所全体の省エネルギー率は28.3%、削減コストは年2,462万円。

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秋田県の不動産賃貸業・管理業

この事例のポイント

  • ガス式の空調機を電気式のEHPに替え、既存のAHUを活かした。
  • 外気温度に合わせて出力を抑えるEMS制御と、空気を循環させる仕組みで効率を高めた。
  • 更新工事を夜間に集中させ、営業に差し支えないようにした。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 老朽化した設備開業時からの老朽化した設備の更新が必要だった。省エネ・経済性を重視して各設備の更新順位を決め、まず各階で個別に実施できる照明のLED化を行った。
  • 全館空調の維持費全館対応型の空調だったため、水関連、配管、ガスなど多岐にわたる点検維持作業が必要で、そのすべてがコストに影響していた。

やったこと

  1. 事業の内容秋田駅西口近くのショッピングセンターで、空調機を更新した。ガス式の吸収式冷温水発生機から電気式のEHPへ替えた。更新工事は夜間に集中させ、営業に差し支えないようにした。
  2. 空調方式の変更補助事業の省エネ診断を経て、ガス焚吸収式冷温水発生機による空調をEHPに替えた。既存のAHUを活かしつつ、個別管理がしやすい方式にした。
  3. 外気温に合わせた制御外気温度センサーを設置し、その情報をEMS親機に取り込んだ。外気温度に合わせて空調システムの出力を抑える制御を、リアルタイムで行うようにした。
  4. 空気循環の仕組み西側のAHUを調湿機に更新し、調整した空気を店内へ送る。東側のAHUは送風機にして室内の空気を循環させ、排気ガラリから天井裏に集めて西側の調湿機から外部へ排出する。

補助金を使った経費

  • 5階西バックヤード 調湿機5階売場 空調室内機屋上 外気温度センサー経費の区分:設備費

事業の効果

  • 事業所全体のエネルギー使用量は1,248.5kl/年。
  • 事業所全体の省エネルギー量は354.2kl/年、省エネルギー率は28.3%。
  • 削減コストは年2,462万円。
  • CO2削減効果は年651.5t-CO2。
  • EHPは個別管理が容易で、階ごとの寒暖差も少なく、来店客・テナントの要望にもきめ細かく対応できるようになった。

事業者の声

概要記載の通り、1980年(昭和55年)開業時からの老朽化した設備の更新の課題があったため、省エネ・経済性を重視し、各設備更新の順位付を行った。第一にはビル休業を避け、各階個別に実施できる照明のLED化を実施。その後、補助事業による省エネ診断の結果、ガス焚吸収式冷温水発生機による空調設備更新を行った。全館対応型の空調設備で有ったため、運転に当たっては水関連、配管管理、ガスなど多岐に渡る点検維持作業を要し、そのすべてがコストに影響した。このためコンサルタントと綿密に計画の結果、先進補助事業に応募し、多額の補助を頂戴し、既存AHUをいかしつつEHP化に成功した。EHPは個別管理が容易で、従来型の冷暖房に比べ階層による寒暖差も少なく、来店客・テナント様からの要望にもきめ細かく対応できている。

秋田県の不動産賃貸業・管理業
出典・注記

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