射出成形機をハイブリッド式に更新し、省エネと生産性を向上

✓ 経産省などの認定・選定

成果補助対象設備の省エネルギー率は56.3%、省エネルギー量は年11.6kl。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • 油圧式の良さと電気式の良さを併せ持つハイブリッド式の射出成形機を2台導入した。
  • サーボモーターの回転数を必要な分だけ制御し、消費電力を抑えた。
  • 補助金とリース併用で、先送りしていた高価な生産設備の更新に踏み切った。

事業者のプロフィール

法人番号5180302001178
所在地愛知県西尾市
業種プラスチック製品製造業
従業員数17人

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 高価な生産設備の更新が後回しになっていた電気の見える化やLED照明、コンプレッサーなどの設備は順次更新してきたが、高価な生産設備の更新には手が付けられずにいた。

やったこと

  1. 事業の内容1991年の設立以来、プラスチック成形加工を主な事業とし、自動車部品、繊維加工用ボビン、ガスコンロ部品、住宅用建具部品を製造・販売している。業界の発展に向けて、成形技能検定対策講習会の実施や検定会場の貸出、検定委員の手配も行っている。
  2. ハイブリッド式射出成形機に更新油圧可動式の射出成形機から、電気式と油圧式の長所を併せ持つハイブリッドポンプシステムを搭載した機種に2台更新した。サーボモーターで型締めや射出を行い、必要な回転数のみで稼働させる。

補助金を使った経費

  • 射出成形機2台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は年11.6kl。
  • 補助対象設備の省エネルギー率は56.3%。
  • 削減コストは年104万円(電力利用額1kWh当たり20円で算出)。
  • CO2削減効果は年22.8t-CO2。
  • 2023年度の売上は2016年度比で約30%増を達成した。

受けた国の認定・補助金

補助金・助成金

  • 働き方改革推進支援助成金(テレワーク特例コース3次)厚生労働省・50万円・2021年2月

事業者の声

弊社は、17名足らずの小規模事業者ですが2001年にデマンドコントローラを導入し、電気の見える化に取り組んでおりました。その後、LED照明の交換を始め、コンプレッサー等の設備更新を進めておりましたが、高価な生産設備の更新は手が付けられずにおりました。ですが、2014年度に「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」への申請を機に、長期的な設備更新の計画を立案し、2年に一度のペースで設備更新を行っており、本補助金にも申請しました。リース併用の申請も設備投資の後押しとなりました。イニシャル費用の浮いた分を変圧器(トップランナー)の容量アップ、空調機の増設などの費用に充て、大半の電気設備を更新しました。他の設備等はどれくらいの消費量なのか興味がわき、毎日測定器を持って駆けずり回っております。省エネに取り組みつつ、生産性も向上し、2023年度の売上は2016年度比で、約30%UPを達成することができました。

愛知県のプラスチック製品製造業(従業員17名)
出典・注記

今後の展望

長期的な設備更新計画に沿って、2年に一度のペースで設備更新を続ける。

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