給排気ファンと空調機にEMSを導入し、年107kl省エネ

成果EMS導入により年間の省エネルギー量は107.1kl、省エネルギー率は4.5%となった。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • 24時間稼働する工場で、加熱調理機器が一部しか動いていないのに給排気ファンが常時100%運転していた無駄を減らした。
  • 外気取り入れ量をインバータで制御し、工場内の環境を保ったまま消費電力を削減した。
  • 空調機の温度設定値を室内外の条件に合わせて緩和し、運用面からも省エネを進めた。

事業者のプロフィール

法人番号1021001014754
所在地茨城県龍ケ崎市
業種食料品製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 給排気ファンの常時全開運転年中無休の製品供給に合わせて365日24時間体制で製造しているが、加熱調理機器はフル稼働していない。それでも給排気ファンは稼働状況に関係なく常時100%で運転していた。

やったこと

  1. 事業の内容コンビニエンスストア向けの惣菜類を製造する事業者が、龍ケ崎工場の加熱調理室の給排気ファンと空調機にEMSを導入した。調理機器の稼働状況や差圧を監視し、外気の取り入れ量をインバータで制御した。
  2. 外気取り入れ量のインバータ制御調理機器の稼働状況と差圧、消費電力を監視し、外気取り入れ量に対して給排気ファンをインバータで制御した。
  3. 空調機の運用改善室内外の環境条件と省エネ目標値との関係から、空調機の温度設定値を緩和した。

補助金を使った経費

  • EMS管理画面伝送装置温度検出器経費の区分:設備費

事業の効果

  • EMS制御による削減電力量は412.5千kWh(導入前606.2千kWh、導入後193.9千kWh)となった。
  • 運用改善による削減電力量は3.8千kWh(導入前18.7千kWh、導入後14.9千kWh)となった。
  • 事業所全体のエネルギー使用量2,338.1kl/年に対し、EMS導入による省エネルギー量は107.1kl/年、省エネルギー率は4.5%となった。
  • 削減コストは627万円/年(SIIが算出した燃料単価で換算)となった。
  • CO2削減効果は182.3t-CO2/年となった。
  • エネルギーの見える化と環境整備も実現した。

事業者の声

弊社では、以前より設備の高効率化を積極的に進めており、課題であったエネルギーコスト削減に向けて省エネ活動に取り組んでいます。本事業でのEMS、給排気ファン自動制御システムの導入によって、エネルギーの見える化、環境整備、省エネ化が実現できました。今後も新たな技術やシステム、設備機器を取り入れ、さらなる省エネ化に向けて取り組んでまいります。

茨城県の食料品製造業
出典・注記

今後の展望

今後も新たな技術やシステム、設備機器を取り入れ、さらなる省エネ化に向けて取り組んでいく。

製造業のほかの採択事例

製造業の事例をすべて見る