価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
株式会社ディ・ビー・シー・システム研究所
成果保護管の寿命 1倍→3倍
| 事業者名 | 株式会社ディ・ビー・シー・システム研究所 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道 札幌市 |
| 業種 | 技術サービス業 |
| 技術分野 | 熱処理 |
| 従業員数 | 4人 |
| 資本金 | 100万円 |
| 設立 | 2008年 |
株式会社ディ・ビー・シー・システム研究所は、北海道大学大学院の成田教授が長年研究してきた工業用コーティングの研究成果と取得特許の実用化を目指して設立された。廃棄物焼却炉では850度以上の連続燃焼が求められ、炉内温度を測る熱電対の保護管が高温腐食などで機能を失い、早期交換が現状の課題になっていた。
抱えていた課題
やったこと
成田社長は、ジェットエンジンやガスタービンなど高温で稼働する部材へのコーティング技術を発展・改良し、宇宙分野の技術を地上の課題に応用した。拡散バリアコーティング(DBC)システムを用いて、保護したい金属とコーティング膜となる金属の間に腐食・減肉を遅らせる層を作り、金属・層・金属の3層構造にした。この成膜技術で保護管を開発し、コーティングの厚さはわずか0.2ミリとした。
新しい製品・サービス:DBCシステムを用いた長寿命の熱電対保護管
DBCシステムによる3層構造のコーティングで、保護管の寿命が現状の3倍に延び、焼却炉の交換頻度と再加熱に伴う運転コストの低減が見込まれる。アルミニウム溶解炉など高温腐食や溶損が問題になる他の部材への転用も期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
大学教授時代の研究成果と取得特許の実用化を目指して創業したと書かれ、過去の取組との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
航空・宇宙分野のジェットエンジンやガスタービン向けコーティング技術を応用した点は強みとして読めるが、市場や競合との比較は書かれていない。
焼却炉の熱電対保護管が高温腐食で早期交換が必要という課題認識は明確だが、高付加価値化や成長につなげる計画の記述は薄い。
保護管の寿命を現状比3倍に延ばすという数値目標は示されているが、付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
スタッフは元博士研究員、元技術補助員という精鋭と書かれ、従業員数4名の小規模体制である。事務処理能力の記述は読み取れない。
焼却炉の熱電対保護管を対象に、寿命3倍と厚さ0.2ミリという数字で価値を示し、ターゲット顧客も焼却炉やアルミ溶解炉と具体的に書かれている。
転用先としてアルミ溶解炉など他部材への展開やプロジェクト拡大の方向性は書かれているが、スケジュールや検証方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
金属の高温腐食を防ぐ3層構造コーティングという独自技術で、一般に普及しにくい分野での高水準の性能向上が読み取れる。
ダイオキシン発生防止に関わる焼却炉の温度管理や、宇宙技術の地上応用という波及の話はあるが、雇用や需要創出の記述は薄い。
再加熱や交換のコストを挙げ、寿命3倍による運転コスト低減が示唆されるが、補助金投入額に対する効果の数値は書かれていない。
航空・宇宙技術を地上の産業課題に応用したという点はイノベーションとして読めるが、デジタル技術や新ビジネスモデルの記述はない。
宇宙や航空分野への展開が目標として語られ、成長分野への進出の意図はうかがえるが、構造転換への言及は明確ではない。
北海道の工科系大学の特色を生かした『ものづくりの拠点』への期待が書かれ、地域特性を活かす姿勢は読み取れる。
DBCシステムを用いた製品が今後スタンダードになる日は遠くないと見込まれ、ジェットエンジンやガスタービン、人工衛星などへの展開も目指している。
ウチにはジェットエンジン、ガスタービンなど、高温で稼働する部材へのコーティング技術があったので、それを発展・改良しました。つまり、宇宙の技術を地上での課題に応用したんですね
公式の事例集より(原文のまま)
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…