ものづくり補助金平成24年度北海道

原子層堆積装置の試作開発と成膜テストサービス事業

株式会社菅製作所

この事例のポイント

  • 省エネ型電子デバイスの成膜法として有望な原子層堆積法を扱う装置が必要だが、対応できる装置が不足していた。
  • 正確に制御された方法で数ナノメートルの超薄膜を成膜できる新型ALD装置(原子層堆積装置)を試作開発した。
  • 新型ALD装置の開発と成膜テストサービスの展開により、原子層堆積法の研究開発市場でのシェア獲得を目指している。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社菅製作所
所在地北海道 北斗市
業種電子部品・デバイス・電子回路製造業
技術分野部材の締結
従業員数27人
資本金3,400万円
設立1946年

事業の背景

株式会社菅製作所は北斗市にあり、創業時は漁業用船舶機器の取扱いが中心だった。昭和63年から真空技術による装置開発を進め、平成6年に商品化した。現在は真空装置関連の売上が全体の約70%を占めている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力省エネ型電子デバイスの成膜法として有望な原子層堆積法を扱う装置が必要だが、対応できる装置が不足していた。
  • 新製品・新技術原子層堆積法の実験装置として、デポアップ方式に対応し他の成膜装置と連結できる装置を新たに開発する必要があった。
  • 販路・情報発信原子層堆積法の研究開発市場でシェアを獲得するため、成膜テストサービスを外部向けに展開する必要があった。

やったこと

正確に制御された方法で数ナノメートルの超薄膜を成膜できる新型ALD装置(原子層堆積装置)を試作開発した。同装置はデポアップ方式に対応し、他の成膜装置との連結が可能な構成とした。試作した装置を用いて、自社以外で作成した試料への成膜テストサービスを展開した。成膜テストサービスは当初無償で対応しながらノウハウを積み、今年から有償対応に移行する予定である。ALD装置は助成事業後も細かな改良を重ね、商品としての完成度を高めている。

新しい製品・サービス:デポアップ対応で他の成膜装置と連結可能な新型ALD装置(原子層堆積装置)

事業の効果

新型ALD装置の開発と成膜テストサービスの展開により、原子層堆積法の研究開発市場でのシェア獲得を目指している。科学分野への普及を進め、国内シェアNo.1を目指すとしている。成膜テストサービスは今年から有償化する予定である。

今後の展望

科学分野への広い普及を目指し、国内シェアNo.1を目指したいとしている。

事業者の声

実験室用ですね、研究機関とかの。格好良く言えばプロユースです

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。