多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社セイシンハイテック
成果スライダー重量 4kg→0.98kg
| 事業者名 | 株式会社セイシンハイテック |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 八戸市 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
チップマウンターの世界市場は4,000億円程度である。チップマウンター用スライダーはセラミックス・アルミニウム複合材で作られており、重量は約4kgである。炭素繊維含有量が多いほど強度が高くなると言われている。
抱えていた課題
やったこと
スライダーの軽量化のため、セラミックス・アルミニウム複合材の代替として、リサイクル炭素繊維を用いた材料を開発した。スライダーは丁字型のため平板を成形後、接合により立体化する方式とした。平板の成形にはホットプレス法を用いた。ポリプロピレン樹脂のみの条件出しでは、樹脂の融解温度140〜180℃に対し金型温度180〜220℃、プレス圧15〜30MPaに設定した。リサイクル炭素繊維とPP樹脂の複合材では金型温度210℃、予備プレス時0.5MPa、本プレス時25MPaに設定した。冷却速度を最適化し、熱分析で複合材も結晶化することを確認した。強度のばらつきを抑えるため、PP樹脂シート、リサイクル炭素繊維不織布、PP樹脂シートの構成で重ねてプレスし、均一化を図った。成形品は切削・穴あけ加工を行い、はんだごてで平板を接合してスライダーを製作した。
新しい製品・サービス:リサイクル炭素繊維を用いたスライダー
リサイクル炭素繊維を用いたスライダーの試作により、重量を約4kgから980gへ軽量化できた。チップ搭載速度の高速化に必要な軽量化の見通しが得られた。今後はポリフェニレンサルファイド樹脂や航空機用端材のような高グレード炭素繊維を使った複合材の開発を進める。
高グレード炭素繊維を使用した複合材の開発を進める。販売開始は2018年度を予定。ユーザーはチップマウンター製造メーカー。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
複雑な形状の部品を認識・適応する塗布技術を確立するとともに、急速乾燥機構と色及び色ムラを認識評価する機構を構築し制御した。