ものづくり補助金平成24年度青森県

緊急誘導・スマートソーラー街路灯の試作開発

青森環境開発株式会社

この事例のポイント

  • 災害で電力供給が止まると一般的な街路灯は点灯機能を失うため、夜間の避難は非常に危険である。
  • 当社製品のソーラーLED街路灯に遠隔操作が可能な通信システムを組み込み、災害時に避難指示が発令された際に点灯させられる「避難誘導型ソーラーLED街路灯」を試作開発した。
  • 災害時に役場の担当者がスマートフォンやPCから遠隔操作して街路灯を点灯させ、夜間の避難誘導に役立てられる。

事業者のプロフィール

事業者名青森環境開発株式会社
所在地青森県 青森市
業種総合工事業
技術分野位置決め

事業の背景

当社は土木工事及び関連資材の販売を行う建設会社で、掘削汚泥の浄化装置やソーラーLED街路灯の製作も手掛けている。ソーラーLED街路灯(型式 DA-SLP-1)は青森県新商品開発認定品や青森市新商品認定品として認められている。近年、地震や津波、台風、洪水等の自然災害による人的被害は年々増加傾向にある。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • その他災害で電力供給が止まると一般的な街路灯は点灯機能を失うため、夜間の避難は非常に危険である。

やったこと

当社製品のソーラーLED街路灯に遠隔操作が可能な通信システムを組み込み、災害時に避難指示が発令された際に点灯させられる「避難誘導型ソーラーLED街路灯」を試作開発した。搭載通信システムの検討と設計として、システム条件や電源回路の設計を行った。街路灯のデザインとシステムボックスの設計では、各パーツの取付け位置、緊急電源の取出し方法、充電方法、コンパクトなメンテナンス性を検討した。街路灯の試作では、耐風速、デザイン、安全性等のシミュレーションと構造の検討を行い、切削加工、溶接、塗装、メッキ加工を行った。自動電源入出力作動システムの開発、PC・スマートフォンアプリ・街路灯の作動実験による評価テストを行い、青森市油川、上北郡太ヶ所村、中津軽郡西目屋村、岩手県宮古市の4か所に設置して実証試験を行った。

新しい製品・サービス:避難誘導型ソーラーLED街路灯

事業の効果

災害時に役場の担当者がスマートフォンやPCから遠隔操作して街路灯を点灯させ、夜間の避難誘導に役立てられる。製品デザインや各種追加機能を開発することで実用化を目指している。今後は河川の水位情報に基づいて避難誘導が発動するシステムなどの追加機能を予定している。

今後の展望

ターゲットは東北地方三陸沿岸地域、関東地方から東海地方、東海地方から九州地方にかけて、日本海沿岸地域の自治体等を想定している。工事現場等の仮設照明、アプリと連動した夜間の女性用安全街路灯、大病院のアミューズメント施設内の避難誘導ナビとしての利用も想定している。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。