しょうゆ多品種少量生産体制の構築
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
山田板金工業株式会社
成果納期を従来の半分に短縮できる体制を確立した。
| 事業者名 | 山田板金工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 五所川原市 |
| 業種 | 建設業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 24人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1965年 |
近年、耐震補強や環境対策、設備機器更新に関連した工事が増加している。特に急務となっているのは、国や地方公共団体が発注する病院や学校などの公共施設の煙突内アスベスト撤去改修工事である。東日本大震災後は大手通信会社の支局及び電話基地局で非常用発電機及びボイラーの増設・改修工事が行われている。しかし、これらの工事を施工できる業者は全国的にまだ少ない。
抱えていた課題
やったこと
大型加工が可能なロール成形機を導入し、大型鋼製煙突の内製化を図った。納期を従来の半分に短縮するため、各工程を検討し、試作材で試作及び加工データを採取した。試作におけるロール成形品の円周及び円径誤差は1mm以内に設定した。試作加工の基礎データをデジタル制御数値に入力し、高効率で高精度な加工が可能な最適数値を導き出した。3種類のサイズの試作品を対象に、材料の物証データ、加工時のスプリングバック量、ロール成形機の加工特性を考慮して検証した。
| 加工機 | 大型加工が可能なロール成形機 |
|---|
新しい製品・サービス:大型鋼製煙突の内製化と新ロール加工技術
ロール成形加工を外注していた時に比べ、修正作業や搬入出にかかる時間のロスや運搬費を削減できた。高精度な円柱が製作可能となり、加工後の形状修正が不要になってロボット溶接工程へスムーズに移行できるようになった。ロボット溶接前のセンサーによるスポッティングスピードは以前の約半分となり、作業開始までの時間短縮と仕上り具合の向上が図られた。自社一貫製作施工体制を構築し、納期を従来の半分に短縮できる体制を確立した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
大型鋼製煙突の内製化を目的とし、外注依存の課題から自社一貫製作体制を構築する方針が示されている。ただし過去の取組との連続性は記載が薄い。
耐震補強やアスベスト撤去改修など国・公共発注の需要増が背景として書かれているが、自社の強みとの比較の記述は少ない。
外注時の寸法誤差や修正による納期延長を課題として認識し、ロール成形機導入で内製化し納期を従来の半分に短縮する計画と結果が示されている。
円径誤差1mm以内、納期を従来の半分に短縮という数値目標が設定され、成果として達成したと記載されている。付加価値・賃上げの数値は示されていない。
オペレーターの技術向上に今後取り組むとあるが、体制や人材確保の具体的な記述は読み取れない。
国や地方公共団体、大手通信会社からの増産・短納期の要望が顧客ニーズとして書かれているが、選ばれる理由の整理は薄い。
試作、加工データ採取、最適数値の導出、ロボット溶接工程への移行という工程が示されているが、今後のスケジュールは概略にとどまる。
公開されている事例からは読み取れません。
大型鋼製煙突の製作・施工を行える業者は全国的にまだ少ないとあり、希少性はうかがえるが、高価格化の数値は示されていない。
公共施設の煙突内アスベスト撤去や対テロ・防災強化対策への貢献が述べられているが、波及効果や雇用創出の記述は限定的。
外注の搬入出時間や運搬費の削減、修正作業の削減が述べられているが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
ロール成形のデジタル制御数値やロボット溶接との連携が見られるが、地域やサプライチェーン全体への貢献は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
青森県五所川原市の企業であることはうかがえるが、地域の特性を活かした雇用創出や経済成長への言及は限られている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
国や地方公共団体、大手通信会社などの発注先からの増産と短納期の要望に対応できるため、受注可能件数の増加と売上・収益アップが見込まれる。公共施設の早期環境改善や対テロ・防災強化対策にも貢献できると考えている。今後はオペレーターの技術向上と追加技術の試作開発を続け、大型鋼製煙突生産システムの確立を目指す。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
当工場の生産工程のボトルネックであった鉄骨の自動切断と開先加工において、自動切断機と開先加工機を導入した。
効果:工場の全体生産能力を約30%程度向上
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。