南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
株式会社エヌエルフォーティ
| 事業者名 | 株式会社エヌエルフォーティ |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県 下閉伊郡普代村 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 塗装 |
| 従業員数 | 37人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1993年 |
当社は岩手県普代村の工場で、大手メーカーの委託加工(OEM製造)により小・中・高校向けの学校用体育衣料(トレーニングウエア)を縫製してきた。創業以来、年間約32万着を受注生産してきた。近年は受注品目が多様化し、1回あたりの受注数量も小さくなってきている。
抱えていた課題
やったこと
各メーカーの1枚裁断機の性能を比較し、国内メーカーの最新鋭機を機能と価格の面から妥当と判断して導入した。この裁断機は1枚裁断に特化しており、繁忙期でも短納期の小ロットや試作品の発注に対応できる。導入後、デザイン担当者が新企画のスポーツウエアを考案して規格寸法と縫製仕様を決め、CADで裁断データを設計した。裁断機がそのデータを読み取り、生地ロスを抑えて裁断した各パーツを縫製工程に送り、試作品を完成させた。試作品の完成後、過去に要望のあったセミオーダースポーツウエアの縫製を企画し、既存の量産型裁断機と同時稼働させる体制を整えた。
新しい製品・サービス:ニット素材のスポーツウエアを、裁断後の微調整やサイズ、デザイン、色彩を消費者が選べるセミオーダー形式で提供する自社ブランド「KAZUMARU」
1枚裁断機の導入により、繁忙期でも短納期の小ロット生産と試作品の裁断が可能になった。量産型裁断機との同時稼働で量産品の生産への影響を抑え、縫製工程の手空きも解消されて納期の短縮につながった。紙やビニールなどの消耗品が不要になり、環境保全と経費削減にも成功した。また、この事業の成果をきっかけに自社ブランド「KAZUMARU」を立ち上げた。
地域のお客様向けに工場直販の自社ブランド「KAZUMARU」を立ち上げ、「地産地着」を方針に地域密着型の営業活動を進める。今後は介護施設のケアスタッフ、幼稚園・保育園等の従事者にも対象を広げ、着用者の詳細なサイズデータに基づくセミオーダー化を目指す。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
試作案件の受注拡大と歯車加工競争力の強化のため、3つの設備を導入した。