多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社新澤醸造店
| 事業者名 | 株式会社新澤醸造店 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 大崎市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 発酵 |
| 設立 | 1873年 |
1873年創業の蔵で、一時期経営が低迷したが、2003年に「究極の食中酒」のコンセプトで立ち上げた「伯楽星」が認められ蔵が復活した。東日本大震災を機に川崎町へ醸造所を移転した。国内の人口減による消費の減少に対応するため、海外への販路を広げている。
抱えていた課題
やったこと
小ロットの試作開発を社内でできるよう本事業で機械・設備を導入し、加工賃を抑えて採算性を高め、果物(りんご、梨、トマトなど)の果汁をリキュール類やジュース類として商品化に取り組んだ。原料の安定確保が難しく、現在も試行錯誤を重ねている。平成29年度採択では、海外輸出用の小瓶や湾曲した部分のある瓶に対応するラベラーを導入した。
| 加工機 | ラベラー(海外輸出用小瓶・湾曲瓶対応) |
|---|---|
| 加工機 | 果汁化・リキュール・ジュース製造のための機械・設備 |
新しい製品・サービス:未利用資源の果汁を活用したリキュール類・ジュース類
小ロットの試作を社内で行えるようになり、加工賃を抑えて採算性を高めた。海外輸出用の小瓶や湾曲瓶にも迅速に対応できるようになり、受注から発送までのスピードが向上した。販路は海外へ広がっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1873年創業、2003年「伯楽星」立ち上げ、川崎町への移転など事業の経緯は書かれるが、本補助事業と経営戦略の位置付けの関係は明確でない。
海外輸出の拡大(アメリカ、ヨーロッパ、アジア)と国内人口減少への対応、契約農家8件など自社の強みに触れ、市場動向と経営資源の関係が読み取れる。
加工賃が高額で採算が取れなかった課題に対し、社内小ロット試作のため機械を導入したと書かれるが、その後の成長効果の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
専務や社員の6割が女性であることや杜氏の誕生は書かれるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的な記述は薄い。
「究極の食中酒」というコンセプトや低価格から高価格帯までの展開、海外小瓶への迅速対応など、製品の価値と選ばれる理由が読み取れる。
原料の安定確保が難しく今も試行錯誤中と課題は書かれるが、スケジュールや解決方法の具体的な記述は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
未利用果物を果汁化しリキュール・ジュースとして商品化する取組で、宮城の豊富な果物を活用する点が、一般的でない分野への挑戦として読み取れる。
地元の果物や契約農家を活用し川崎町へ蔵を移転した地域的意義はうかがえるが、経済波及効果の数値などは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
天然地下水を活かした醸造やデータ管理による醸造への変化がうかがえるが、デジタル技術の活用が地域やサプライチェーンへ貢献する記述は限定的。
海外販路拡大や未利用資源の果汁化はうかがえるが、日本経済の構造転換に資する点は明示されていない。
宮城の豊富な果物や天然地下水など地域の特性を活かし、川崎町への移転と女性社員の活躍につなげている点が読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
海外のアジア市場(シンガポール、マレーシア、ベトナム、ミャンマーなど)への輸出を今後さらに広げていく考えである。
海外輸出はアメリカからスタートし、次がヨーロッパ、今はアジアの需要が増えていて、シンガポールやマレーシア、今後はベトナムやミャンマーに広がって行くと思います
公式の事例集より(原文のまま)
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
平成24年度補正ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金を活用し、金型製造用としてマシニングセンター(MC)と、MCの加工プロ…
効果:金型内製化率 30%→60%