熱風装置付加キュポラ溶解による高強度鋳鉄の生産プロセス強化
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
株式会社カミテ
成果光学機器用カバーの加工工程数 3工程→1工程
| 事業者名 | 株式会社カミテ |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県 鹿角郡小坂町 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 金属プレス加工 |
| 従業員数 | 38人 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 設立 | 1988年 |
1988年に設立され、金型製作から始めて現在はプレス金型の設計製作とプレス加工を一貫して行う企業である。主に医療機器部品を多数生産し、常に新しい技術の研究開発を続けている。加工できる材料は、最小肉厚0.08mmのプレス加工から、鉄、ブリキ、ステンレス、アルミ、洋白、リン青銅など幅広い。
抱えていた課題
やったこと
1つの機械で工程を分けられ、複数の動きが可能なサーボプレス機を導入した。サーボプレス機の性能を生かすプロセスを確立し、工程数や金型の消耗などを改善して低コスト化を目指した。光学機器用カバーのシボリ工程では、通電加熱で材料を軟化させてシボリを容易にした。納入先で試作品の評価を行い、合格評価の認定を受けて3部品について新規の取引につなげた。
| 加工機 | サーボプレス機 |
|---|
光学機器用カバーの加工工程を3工程から1工程に削減することを実現した。通電加熱により材料を軟化させ、シボリを容易にすることも実現した。納入先での試作品評価で合格評価の認定を受け、3部品について新規の取引を得ている。工程削減によって加工コストの低減が見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1988年設立で金型製作から始め、プレス加工を一貫して行う点はうかがえるが、経営戦略上の位置づけは書かれていない。
光学機器メーカーからのコストダウン要請に応えるため工程削減が必要とあり、外部要請への対応は読み取れるが、市場動向や競争優位の記述は薄い。
課題は工程数削減と低速・高速動作の両立困難と具体的に認識され、サーボプレス導入で解決を図る計画が示されている。
光学機器用カバーの3工程から1工程への削減が成果として示されるが、付加価値や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員38人、納入先での試作品評価や合格評価の認定を得たとあり体制の一端はうかがえるが、人材や事務処理体制の具体記述は薄い。
医療機器部品を多数生産し、0.08mmの最小肉厚や多様な難加工材に対応できる点など、選ばれる理由が具体的に読み取れる。
通電加熱による軟化やサーボプレス導入の手順は示されるが、中長期のスケジュールや検証計画の記述は少ない。
公開されている事例からは読み取れません。
光学機器用カバーのシボリ工程削減が示されるが、分野の普及度や高付加価値化の水準を示す記述はわずかである。
光学機器メーカーのコストダウン要請への対応とあるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
工程数3から1への削減という成果が数字で示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加の記述はない。
サーボプレスや通電加熱の活用はうかがえるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
秋田県鹿角郡の企業とあり地域立地はうかがえるが、地域特性を活かした雇用や成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。