ものづくり補助金平成27年度製造業神奈川県

自動車部品関連の熱処理装置設備を生産するプロセスの改善

有限会社豊実工業所

この事例のポイント

  • 設計から切断までは最新化されたが、曲げ工程がボトルネックになっていた。
  • 最新型のプレス機を導入し、作業工程に組み込む体制を整えた。
  • 内製化比率が高まり、板取りも自社で行うため材料の歩留りが改善して原材料費が削減された。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社豊実工業所
所在地神奈川県
業種金属製品製造業
技術分野精密加工,接合・実装

事業の背景

熱処理加工設備の外装部品製造が主力事業である。設備投資を年々進めて設計から切断までは最新化された。自動車関連の熱処理加工装置の外装部品を顧客メーカーから受注して製造している。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力設計から切断までは最新化されたが、曲げ工程がボトルネックになっていた。
  • 生産能力プレス機は老朽化しており、様々な課題を抱えていた。
  • 品質・精度曲げ加工の精度が追いつかず、外注に依存していた。
  • 納期・工程高まる短納期需要に逆行して製造リードタイムを延ばす要因となっていた。

やったこと

最新型のプレス機を導入し、作業工程に組み込む体制を整えた。レーザー加工機で板取りを行い切断加工まで自社で高精度に行えるようにした。3D-CADで図面からモデリングし、レーザー加工機と接続してCAM化を実現した。内製化により製造プロセスの効率化と内製化比率の向上を図った。

加工機最新型プレス機
加工機レーザー加工機
ソフト3D-CAD

事業の効果

内製化比率が高まり、板取りも自社で行うため材料の歩留りが改善して原材料費が削減された。内製化によって発注と輸送の時間が省略され、製造リードタイムが33%削減された。加工精度は80%向上し目標を達成した。製造能力向上を顧客にPRした結果、これまで断っていた案件も受注できるようになり、収益性が高まっている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。