金型用圧縮バネ等の電着塗装化の試作と小型・多色対応可能な専用設備の開発
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
株式会社協和工業
成果溶接時間 100%→50%
| 事業者名 | 株式会社協和工業 |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県 にかほ市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 溶接 |
| 従業員数 | 84人 |
| 資本金 | 2,500万円 |
| 設立 | 1986年 |
協和工業は1949年に産業機械用スプリングの製造販売で創業し、その後、情報関連機器や金融処理関連機器などの精密板金加工に取り組んできた。近年は太陽光発電などの環境関連機器や医療関連機器も手がけ、単品・小ロットから中ロットの量産まで板金加工・組立に対応している。10年以上前は1社への依存が大きかったが、医療関連業界の分析機器や測定機器の部品加工・組立へ業務分野を広げた。
抱えていた課題
やったこと
従来の溶接工法であるTIGレーザー溶接とYAGレーザー溶接を、アルミとステンレスの材質、板厚0.5〜1.0mmの条件で比較検証した。溶接の形状はかどと溶接、すみ肉溶接、突合せ溶接について、仕上がりと作業時間を比べた。YAGレーザーはレーザー光線の幅が狭く局部の高熱に抑えられるため、溶接部以外への熱影響が極端に少ない。検証の結果、ステンレス溶接の全工法で溶接時間を1/2〜1/3に短縮でき、仕上がりが強固で歪みも出ず、焼け跡がほとんど目立たなかった。後処理の作業時間短縮も確認され、アルミ薄板などTIGでは対応できなかった製品にも対応しやすくなった。
YAGレーザー溶接の導入により、溶接時間が1/2〜1/3に短縮され、仕上がりが強固で歪みもほとんど出ないようになった。YAGレーザー溶接指定の加工依頼が増え、同業他社との差別化と受注増加につながっている。溶接工程のボトルネックは作業者の育成とあわせて解消され、後処理の時間も短くなった。
平成31年1月完成予定の工場増築後は、他社工場で行っていた組立工程を自社工場に戻し、コストを下げて価格競争力を高める見込みである。2019年度には医療機器産業向けの品質マネジメントシステムの国際規格ISO13485の取得を予定している。医療関連分野からの受注は堅調で、今後も拡大が期待されている。
「地元高校からの採用が多いが、歴代のつながりによりインターンシップなどで当社の魅力をアピールできていることが大きいと語
公式の事例集より(原文のまま)
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
トランケーション総形電着砥石の技術を開発するため、デジタルマイクロスコープを導入した。
スマートメーター専用の治具を開発し、部品ごとに治具形状と掛け数を同期化することで、同一電流量での多品種部品のめっき加工を可能にした。
効果:生産量 100%→130%