多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
秋田青木精機株式会社
成果工具移動の時間短縮により、作業時間40%の短縮を達成した。
| 事業者名 | 秋田青木精機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県 北秋田市 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 109人 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 設立 | 1989年 |
1989年に操業を開始し、自動車部品を製造している。主力製品はターボチャージャー部品、パワーステアリングの部品等である。国内工場はマザー工場として、生産ラインの新規開発や製造原価を抑える研究、材質や工程の改良などを行っている。青木精密グループとして中国・タイ・スロバキアにも海外生産拠点を有している。自動車用パワーステアリングに使用されるトーションバーの受注は、新興市場での自動車需要の高まりから増えてきている。
抱えていた課題
やったこと
CNC自動旋盤を導入し、今後需要増が見込まれる自動車部品(トーションバー)の増産体制を確保した。あわせて社内技術の創意工夫によりコスト削減を進め、競争力を強化した。切削工具費用の削減のため工具寿命を延ばし、工程能力を向上・安定させて全数目視検査を撤廃することを目標とした。切削後のバリ取り工程の削減、段取り専用の工具や治具の開発による段取り時間の短縮も目標に含めた。
| 加工機 | CNC自動旋盤 |
|---|
CNC自動旋盤の導入により工具移動の時間が短縮され、作業時間が40%短縮された。工具寿命が延びて工具費用は15%削減された。工程能力が向上し、全数検査から抜き取り検査への移行が可能になった。次工程の仕掛品が2日から半日へ減少した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
取組のきっかけとして老朽化したNC自動旋盤、全数検査、受注増の状況は書かれているが、中期経営戦略上の位置づけや過去の取組との連続性は明記されていない。
新興市場での自動車需要の高まりと受注増に触れ、マザー工場として開発・製造原価低減を担う点は読み取れるが、競争優位の根拠となる自社の強み分析は薄い。
全数検査の負担や品質ばらつきという課題を認識し、CNC自動旋盤導入で抜取検査への移行を可能にした、と課題と解決策が対応して書かれている。
作業時間40%短縮、工具費用15%削減、仕掛品を2日から半日へ削減など数値目標と達成結果が示されており、実現性の根拠は読み取れる。付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
マザー工場や社内技術の創意工夫に触れるが、補助事業を遂行する人材や事務体制について具体的な記載はうかがえない。
トーションバーを自動車部品として製造し受注が増えていることは書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
工期短縮・工程能力向上・段取り工具開発など遂行内容は目標として列挙されているが、スケジュールや中長期の検証過程は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
自動車部品のトーションバーは一般的な製品分野であり、高付加価値化・高価格化を図る記述は本文からはうかがえない。
新興市場の自動車需要増への対応という事業上の理由は書かれているが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は読み取れない。
工具費用15%削減、作業時間40%短縮、仕掛品の削減など投入に対する効果が数値で示されており、費用対効果の一端は読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
秋田県北秋田市に所在する企業であることは書かれているが、地域特性を活かした雇用創出や地域成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃