多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社長谷川機械製作所
| 事業者名 | 株式会社長谷川機械製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 西郷村 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
当社は小型でハイスペックな精密工作機械を設計思想の中心に据え、世界各国へ供給してきた。白河工場を製造拠点とし、アジア・ヨーロッパ・北米に販売ネットワークを持つ。光学・OA・自動車などの業界へ専用機を供給している。工作機械の海外メーカーとのシェア争いは激しさを増している。
抱えていた課題
やったこと
スピンドル軸の加工精度向上と研削工程の時間短縮のため、センター穴研削盤を導入した。センター穴は熱処理の後に研削して形状を活かし、精度を高精度で均一化する方法を採った。粗加工と仕上げ加工を別々の機械で行えるようにして工程を分散し、効率を高めた。NC試運転機を開発し、ペーパーレスレコーダとマイクロログアナライザを導入して、スピンドルユニットの慣らし運転と検査工程を改善した。NC試運転機では、NCプログラムによる慣らし運転の自動化、温度測定と熱変位測定の無人化、マイクロログアナライザによるベアリング評価とテスト加工評価を目標とし、すべて達成した。
新しい製品・サービス:NC試運転機
センター穴の精度が高精度で均一になり、慣らしが不要になったことで工程を分散でき、工数を大幅に減らせるめどが立った。NC試運転機により最高回転数での試運転が可能になり、異常が発生しても事前に対処できるようになった。スピンドルユニット単体での製品保証を実現した。工程の時間短縮はコスト低減につながり、スピンドルユニット単体の販売増も見込める。
工程改善で得た成果をさらに高め、海外メーカーに勝る高品位性と信頼性を得ることで、競争力強化と新たな市場獲得を目指す。高精度なスピンドル軸の量産とスピンドルユニットの評価を実際の生産に用いる。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
複雑な形状の部品を認識・適応する塗布技術を確立するとともに、急速乾燥機構と色及び色ムラを認識評価する機構を構築し制御した。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%