新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社FPF
成果納期 7日→3日
| 事業者名 | 有限会社FPF |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 北九州市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1989年 |
北九州市門司区でバス部品の加工を手がけていたが、業容拡大を目指して2017年に同市赤坂の用地を取得して工場を移転した。移転の目的は生産工程の一元化だった。現在は自動車や鉄道、鉄鋼業界など40社を超える取引先がある。
抱えていた課題
やったこと
移転前後に最新のCNC複合旋盤を導入し、旋盤やフライス盤などの工程を一台に集約して生産の効率化と加工精度の向上を目指した。直径350ミリメートルの丸鋼の内製加工ができるようになり、移転前のほぼ倍の加工サイズに対応できるようになった。同時に3次元検査装置やスキャナーも導入し、3次元加工にも対応できるようにした。
| 加工機 | CNC複合旋盤 |
|---|---|
| 検査測定 | 3次元検査装置 |
| 検査測定 | 3Dスキャナー |
複合旋盤の導入で段取り替えが不要になり、一つの装置でさまざまな加工ができるようになった。納期が1週間程度から3日程度に短縮され、断っていた受注も受けられるようになった。新工場への移転後に数社の顧客が増え、特に樹脂金型部品の精度を求める依頼が増えた。3次元加工にも対応できるようになり、航空機や医療など新分野への挑戦も始まった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
バス部品加工から業容拡大を目指して2017年に赤坂へ移転し、工程集約を目的とした点が書かれている。過去の取組との一貫性までは読み取れない。
北九州で精密機械加工できる中小企業が多くないことを強みとし、3次元加工や多素材対応で県外・中部からも注目を集めていると書かれている。
旋盤・フライス盤の個別使用で時間がかかり受注を断っていた課題を、CNC複合旋盤導入で解決し、納期が約1週間から3日程度に短縮したと書かれている。
直径350mm丸鋼の内製加工が可能になり、移転前のほぼ倍の加工サイズに対応、40社超の取引先があると書かれているが、付加価値の数値目標は書かれていない。
社員数8人、営業マン不在でも取引先40社超と書かれているが、補助事業の遂行体制の具体的な記述は薄い。
精度が求められる樹脂金型部品で依頼して良かったと喜ばれ、新規顧客が増えたと書かれており、選ばれる理由が示されている。
今後の展望として航空機・医療分野への挑戦や自社開発製品を挙げているが、スケジュールや遂行方法の記述はない。
公開されている事例からは読み取れません。
5軸マシニングセンタを含む設備充実や、3次元加工・多素材加工への対応が書かれているが、市場の普及度や高価格化の数値は示されていない。
北九州で精密機械加工できる中小企業が少ない点や、雇用・地域への波及効果に言及があるが、国が補助する理由の記述は薄い。
段取り替えが不要になり、納期短縮と受注増が書かれているが、補助金投入額に対する付加価値増の数値はない。
3次元CADやCAM、3次元測定器、3Dスキャナーを組み合わせて複雑形状に対応していると書かれ、デジタル技術の活用が読み取れる。
航空機や医療など新分野への挑戦が書かれており、成長分野への進出がうかがえるが、構造転換への言及は明確ではない。
北九州の地域特性として精密加工企業の少なさを挙げ、県外からの受注や口コミによる顧客増が書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
航空機や医療といった新しい分野に挑戦したく、いずれは自社開発の製品も目標にしている。
積極的な設備投資で複雑な加工に素早く対応することで、県外からも注目を集めるようになりました。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg