3D造形システムによる試作品の短納期製作
3D データから直接製品を造形する3D造形機(プリンター)を導入し、金型・成形の工程を省いて試作品を製作できるようにした。
効果:横幅150〜170mm
株式会社亀岡治具製作所
成果自動機用ピンを10種類設計
| 事業者名 | 株式会社亀岡治具製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 桑折町 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
当社は治具や自動機械の設計製作、部品加工を業務として創業以来、設計から製作まで一貫して行ってきた。製品は製造現場で使われるものが多く、製造効率の向上や品質の安定、人件費の削減に欠かせない存在である。主な取引先はスマートフォン・タブレット・デジカメメーカーで、各社は製品の小型化と自動化、コストダウンを求めている。
抱えていた課題
やったこと
最新小径複合CNC旋盤を導入した。旋盤加工機能とフライス加工機能を備え、丸い材料に横から穴を開けたり丸棒の先端を6角形に加工したりできる機械で、小径の製品(0.3mm〜6.0mm)も加工できる。自動機用のピンを10種類設計し、それぞれ100個ずつ試作加工を行った。材質は使用状況により SUS 材を選定した。従来は加工が困難で設計できなかった複雑な形状も、自由な設計が可能になることを確認した。
新しい製品・サービス:自動機用の小径・高精細ピン
複数の加工工程を1工程で完結でき、小径・複雑形状・高精度のピンを設計できるようになる。製造設備の小型化と設計の簡略化が見込まれ、これまで外注していたピン加工を内製化する。これにより販売価格の抑制、短納期化、高精度化が見込まれ、販路の拡大にも取り組む。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
治具・自動機の設計製作を約10年継続し、外注だった複合加工を内製化する方針が書かれており、事業との一貫性はうかがえる。
スマホ・タブレット等の小型化需要と、同業他社が未対応の自動機用ピンという強みが記載されているが、競争優位の定量的裏付けは薄い。
失注・外注による品質不安定、納期、価格高騰という課題を挙げ、内製化で短納期化・コスト抑制を見込むと書かれている。
販売価格の抑制や短納期化が見込まれるとあるが、付加価値額や賃上げの数値目標は記載されていない。
設計から製作まで一貫して行う体制は書かれているが、人材や事務処理体制の具体的記述は読み取れない。
顧客はスマホ・タブレット・デジカメメーカーで、小径・高精細ピンへの要望が強いとニーズの裏付けが示されている。
100個ずつの試作加工を10種類実施したと書かれているが、中長期のスケジュールや課題解決の方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
小径複合加工は失注・外注が多い分野で、同業他社が未対応の自動機用ピンに注力すると書かれている。
製造現場の効率化や小型化に寄与する点は書かれているが、波及効果や雇用創出の具体的な記述は少ない。
設備投資額や付加価値増加の数値は示されておらず、費用対効果は文章から読み取りにくい。
複合CNC旋盤の導入によるピンの内製化は書かれているが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は薄い。
医療機器分野や紙管分野への展開を検討するとあるが、日本経済の構造転換への言及はない。
福島県伊達郡の製造業者である点は書かれているが、地域特性を活かした付加価値創出の記述は乏しい。
医療機器分野(弱電関係の治具)や紙管・テープ分野(ビニールテープやラップの紙の芯)にも積極的にアピールしていく。
3D データから直接製品を造形する3D造形機(プリンター)を導入し、金型・成形の工程を省いて試作品を製作できるようにした。
効果:横幅150〜170mm
3Dプリンタとモデリングソフトを導入し、モデリングソフトで形状を作成して3Dプリンタで試作品を立体として生み出す体制を整えた。
効果:16日分の工期短縮が見込まれる
事業では、コントロール付きニータイプフライス盤を導入し、単品部品の一貫加工技術の構築に取り組んだ。