しょうゆ多品種少量生産体制の構築
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
株式会社湘南サンライズ工業
成果加工時間が15%~25%短縮した。
| 事業者名 | 株式会社湘南サンライズ工業 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 鎌倉市 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 32人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1984年 |
株式会社湘南サンライズ工業は超精密金型部品を製造・販売しており、その製品はスマートフォン、ドライブレコーダー、家電製品などに用いられている。機器の性能の高度化・複雑化に伴い、10年前には5μの誤差が許容されていたものが、現在は1~2μの精度が要求されるなど、メーカーからの要望は厳しくなっている。
抱えていた課題
やったこと
高精度NC研削盤を導入し、砥石成形の自動化とドレス作業の自動化を実現した。あわせてCCDカメラによる機上測定機能を導入し、削った金型部品の寸法を機械から取り外さずに測定できるようにした。デモ機によるテスト加工を繰り返して改良を重ね、満足のいく精度に到達するまで1年を要した。
| 加工機 | 高精度NC研削盤 |
|---|---|
| 検査測定 | CCDカメラによる機上測定機能 |
新しい製品・サービス:高精度NC研削盤による砥石成形から金型部品製作、寸法測定までを1台で行える設備。
砥石成形の自動化とCCDカメラによる機上測定により、同形状の製品を数十個単位で作る際も精度のばらつきが出なくなり、安定した加工が可能になった。加工時間も15%~25%短縮し、自動化により夜間稼働もでき、短納期にも柔軟に対応できるようになった。ばらつきのない高品質な製品と軽快な対応により顧客満足度が向上して大手顧客を獲得し、価格競争に巻き込まれずに売上も大幅に増加した。従業員の給与への還元と新規雇用にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
高精度化を強みとし他社と差別化を図ったと書かれ、過去の取組との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
機器の高度化で要求精度が10年前の5μから1~2μへ厳しくなったと外部環境を示し、精度を強みに価格競争を避け大手顧客を獲得したと書かれている。
手加工の砥石成形が課題と明示され、自動化とCCD機上測定で加工時間を15%~25%短縮し、売上も大幅アップしたと数字で結果が示されている。
付加価値や賃上げの目標値は示されておらず、従業員の給与への還元と書かれるのみで数値はない。
補助事業を遂行する人材や事務体制についての記載はなく、従業員32名という規模と1年間のテスト加工が確認できる程度。
超精密金型部品をスマートフォン、ドライブレコーダー、家電向けに製造し、1~2μの精度要求に応える点が顧客ニーズと結び付けて示されている。
デモ機によるテスト加工を繰り返し改良し、満足のいく精度に達するまで1年を要したと、課題解決の進め方と期間が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
ミクロン単位の高精度化により他社と差別化し、価格競争に巻き込まれず売上を大幅にアップさせたと、高付加価値化の結果が書かれている。
従業員の給与還元と新規雇用につながったと書かれるが、地域や川上川下への波及効果など国が補助する積極的理由は示されていない。
補助金の投入額は示されておらず、加工時間短縮や売上大幅アップの結果は書かれているが、費用対効果を測る数値は乏しい。
砥石成形の自動化やCCDカメラによる機上測定など先端的な自動化技術の活用が書かれているが、サプライチェーン全体への貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
長崎工場の所在は会社情報にあるが、地域特性を活かして雇用や地域経済を牽引する記載は事例本文にはない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
高精度化を強みとして他社との差別化を進め、今後さらに上を目指していく可能性が広がったと考えられる。
これならいける
公式の事例集より(原文のまま)
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
当工場の生産工程のボトルネックであった鉄骨の自動切断と開先加工において、自動切断機と開先加工機を導入した。
効果:工場の全体生産能力を約30%程度向上
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。