飲料水メーカー向け「後付け可能かつ低コスト」なホットメルト検査装置の試作開発
可視カメラと熱画像センサーを使ったホットメルト接着検査装置のシステム開発と製品プロトタイプシステムの開発に取り組んだ。
株式会社野村アーテック
成果縦吊りで3,500ミリメートルまでのサイズが加工できる塗装ラインを構築した。
| 事業者名 | 株式会社野村アーテック |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 水戸市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 塗装 |
| 従業員数 | 65人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1940年 |
野村アーテックは1940年に創業し、エレベーターに関する塗装をメインに、一般工業塗装やリニューアルによる既存エレベーターの塗り替え、補修塗装などを行ってきた。エレベーターの塗装は図面通りに板金加工された金属製品に塗装して納入するのが一般的である。一方、内装材は現場寸法に合わせて現場でカットすることが多く、高級感のある塗装の需要が高まっていた。
抱えていた課題
やったこと
塗装技術の一つであるピアノ磨き塗装の切断時の欠けを防ぐため、新しい手法やデザイン、塗料の開発、工程の見直しを行った。自己修復性や抗菌性のある塗料の効果を実験し、刃物でカットする際の塗料および素材の選定や条件出しを行った。サンプルは茨城県工業技術センターへ持ち込み、性能の確認を行った。最新の第4工場に最先端の設備を導入し、縦吊りで3,500ミリメートルまでのサイズが加工できる塗装ラインを構築した。
| 加工機 | 縦吊り塗装ライン(第4工場) |
|---|
新しい製品・サービス:高級塗装建材(エレベーターの面材として使用可能な塗装建材)を試作開発し、後に製品化したアートコーティングパネル。
第4工場に最先端の設備を導入し、大型製品の塗装が可能になり、大型化する発注にも対応できるようになった。一つの発注に必要な大量の部品を均一に塗装できる技術を確立した。塗装する材料を鉄以外のステンレスやアルミなどに広げ、エレベーターだけでなく内装全体に対応できる塗装技術を持つことができた。アートコーティングパネルという自社製品も誕生し、デザイナーや設計事務所への販路拡大を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1940年創業でエレベーター塗装を主力とし、新技術や設備導入で内装全般へ展開する流れが一貫して読み取れる。
ホテルや商業施設など高級内装の需要や、エレベーターメーカーからの高評価という強みに触れている。数値による裏付けは少ない。
切断時の塗装欠けという課題を認識し、素材選定や条件出しを工業技術センターで性能確認したと記載がある。
3,000〜3,500mmの大型加工に対応したとあるが、付加価値や賃上げの目標値は示されていない。
従業員65名、4工場を持ち、県の工業技術センターとの連携で試作・性能確認を行った体制が読み取れる。
高級感や抗菌・自己修復性などの機能を、ホテルや商業施設などの顧客向けに訴求する点が整理されている。
内装全般への展開や海外販路拡大を今後の方向性として示すが、具体的なスケジュールや課題解決手順は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鏡面仕上げは周囲が映り込む高級感が特徴で、各メーカーから高評価を得ていると書かれ、高付加価値性がうかがえる。
大型化や内装への展開に触れるが、雇用創出や経済波及効果など国が補助する積極的な理由は書かれていない。
補助金額や付加価値増加、生産性向上の数値がなく、費用対効果は事例から判断できない。
印刷・箔・CGを組み合わせた特殊塗装を生んだと記載があるが、先端的デジタル技術の活用や地域イノベーションは限定的。
内装分野への進出や海外展開に触れるが、日本経済の構造転換に資するという説明は薄い。
水戸市の工場を拠点とし茨城県の工業技術センターを活用したと記載があるが、地域の雇用や成長への言及は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は内装全般にも技術を投入して販路拡大を目指し、日本だけでなく世界への販路拡大も目指す。
一加工業者という立場から、塗装をブランド化し、この塗装を使いたいと思われるようになりたいです
公式の事例集より(原文のまま)
可視カメラと熱画像センサーを使ったホットメルト接着検査装置のシステム開発と製品プロトタイプシステムの開発に取り組んだ。
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%
狭スリット部の加工精度を高めるため、デジタルマイクロスコープを導入し、同部の目視による計測と観察を行った。