NC研削盤の導入による自社開発製品「OSKロック」の生産プロセス強化
内面研削工程に、従来の内径研磨盤に代えてNC内面研削盤を導入した。
効果:加工時間 48秒/本→40秒/本
根本エンジニアリング株式会社
成果コストを25%削減した
| 事業者名 | 根本エンジニアリング株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 ひたちなか市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 18人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
創業から25年間、原子力・火力発電関連の保温製品を主な事業としてきた。東日本大震災以降は受注量が低下し、新規事業の展開が課題となっていた。LNGは二酸化炭素排出量が少なく、今後使用が増えると予測されたため、LNG関連事業に着目した。
抱えていた課題
やったこと
LNG基地・LNG火力発電所の配管やタンク施設向けに、-165℃に対応する環境対応型のノンフロンウレタン保冷材を開発した。発泡材と硬化材の2液を機械内で混合して金型へ射出・発泡する高圧射出機を新たに導入し、内部材質の均一化を図った。原液の比率や密度を改良しながら、試作と性能試験を繰り返して最適な原液を作り出した。温度・湿度による内部材質の偏りを防ぐため、室温25℃を保てる空調完備の新建屋を建設した。金型を使った一体成形により、作業工程を7工程から4工程へ3工程削減した。
新しい製品・サービス:環境対応型のノンフロンウレタン保冷材(-165℃対応、極低温用)
ノンフロン製品の開発に成功し、コストを25%削減した。一体成形により工程を3工程削減したことで生産量は倍になり、切り出しで出る廃材もゼロになった。コスト・時間ともに大きな削減が実現した。2014年4月に製品化し、既に販売している。
定期修理工事や配管交換の需要があり、長期にわたり売上が見込まれる。LNG発電所の増加を考えると新たな主製品として成長する見込み。次の段階としてシェールガスやLNG船向けの保冷材事業を考えており、更なる極低温向け保冷材へ市場拡大を目指す。
内面研削工程に、従来の内径研磨盤に代えてNC内面研削盤を導入した。
効果:加工時間 48秒/本→40秒/本
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
3Dプリンターにより樹脂製試作金型を製作し、マイクロブラスト機で表面処理を行った。
効果:1型あたりの加工時間 3日間→1.5日間