価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
村田発條株式会社
成果カムの設計・製作コスト削減額 約25万円(カム5セット分)
| 事業者名 | 村田発條株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 宇都宮市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 298人 |
| 資本金 | 8,000万円 |
| 設立 | 1943年 |
同社は自動車関連の売上が全体の86%を占める金属ばね製造会社で、エンジン部品、クラッチ部品、ブレーキ部品を製造している。製品別では圧縮コイルばねが51.1%、板ばねが25.5%を占める。板ばねの比率は低く、フォーミング加工部門の売上は全社の約6%にとどまっていた。取引先の海外生産シフトによる売上減少が最大の課題だった。
抱えていた課題
やったこと
サーボ機構を用いたNCマシンのインテリジェントフォーミングマシンIF60を導入した。従来のカム駆動方式(ZUB220)と異なり、カムの設計製作が不要で、NCデータで動作する。これにより金型製作のコスト低減、リードタイム短縮、段替え時間の短縮、より複雑な形状の製品成形が可能になった。導入後は入社1年目の新人が加工を担当できるようになった。
カム設計・製作が不要となり、金型製作のコスト低減、リードタイム短縮、段替え時間の短縮が実現した。段替え時間は166分から76分へ約50%短縮し、カム5セット分の設計・製作コストとして約25万円を削減した。加工の担当者も熟練工から新人に広がった。今後は薄板ばねの受注を獲得し、2年後にフォーミング加工部門の月売上を4,500万円へ増やすことを目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
自動車関連が売上の86%を占め、卵形断面ばねの開発など過去の取組から板ばね拡販への流れが一貫している。
卵形断面ばねの世界的評価は強みだが、板ばねは比率が低く、強みの活用は板ばねには十分示されていない。
海外生産シフトによる売上減少を課題として明示し、月売上3,500万円から2年後4,500万円という数値目標を置いている。
月売上1,000万円増という目標はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員298名、資本金8,000万円などの体制情報はあるが、補助事業を遂行する人員や事務体制の具体は薄い。
品質・コスト・納期の改善で薄板ばねの受注獲得を目指すと述べ、自動車向けディスクブレーキ用の拡販先も示している。
2年後の売上目標はあるが、中長期の検証や遂行スケジュール、課題解決の方法は詳しく書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
板ばね比率25.5%、フォーミング部門約6%と低い状況が示されるのみで、高水準の高付加価値化を示す記述は乏しい。
地元の栃木県での生産高向上と雇用拡大を目指すとあるが、波及効果を数値で示す記述はない。
カム設計費約25万円削減、リードタイム約2週間短縮、段替え時間50%短縮など効果は数値で示されるが、補助金投入額との比較はない。
サーボ方式のNCマシンでNCデータにより動作する点は示されるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
海外生産シフトへの対応として新たな得意分野を作るとあるが、成長分野への進出や構造転換との関係は書かれていない。
栃木県宇都宮市の地元企業として生産高向上と雇用拡大を目指すとあるが、地域特性を活かした付加価値創出の説明は薄い。
栃木県での生産高向上と雇用拡大を目指し、自動車向けディスクブレーキ用薄板ばねの拡販に取り組んでいる。2年後にフォーミング加工部門の月売上を1,000万円増の4,500万円とする計画である。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
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