多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社辻善兵衛商店
| 事業者名 | 株式会社辻善兵衛商店 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 真岡市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1754年 |
日本の清酒市場は、上級酒は伸びているものの、基本となる普通酒が昭和48年頃をピークに減り続け、最盛期の約4分の1まで減少している。若い世代の日本酒離れが大きく、清酒は上級市場と一般市場に二極化している。一般市場の普通酒は厳しい価格競争の中でコスト削減が優先され、手ごろでもおいしいとは言い難い酒が広く流通していた。
抱えていた課題
やったこと
酒本来の味を損なう炭素濾過を行わず、米のうま味を残した高品質で手ごろな価格の普通酒を造るため、設備を導入した。洗米機「コメクリーン」は米を小分けにして丁寧に洗い、水流と泡で糠を落として確実な洗米を行う。吸引脱水機で米の水分を整える工程を補った。火入れ後に急速冷却を行う冷却機で品質劣化を抑えた。約37坪の土蔵の貯蔵庫に断熱工事を施し、火入れ後の貯蔵温度を低く保って酒の鮮度を維持しつつ熟成させた。
新しい製品・サービス:新製品「プレミアム8」(炭素濾過ゼロの普通酒、750mlが999円、1.8Lが1,998円)
2015年、設備を用いて炭素による濾過処理をゼロにし、新製品「プレミアム8」を商品化した。シャープでキレがよく、飲み飽きない食中酒として販売している。発売から3年が過ぎ、市場の反応は上々である。普通酒の品質向上と価格の手ごろさを両立させた。
蔵元の個性やこだわりを表現した新銘柄として育てていく考えである。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
医療用人工股関節のボールとライナーに使うコバルトクロムモリブデン合金(コバリオン)の丸棒から球状に加工した。
効果:真球度(ボール) 70μm→5.1μm
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%