熱風装置付加キュポラ溶解による高強度鋳鉄の生産プロセス強化
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
株式会社丸山機械製作所
成果主要4種類のシャフトの年間加工時間は、年間削減時間788時間(削減率55%)となった。年間見込み削減時間1,610時間には及ばなかった。
| 事業者名 | 株式会社丸山機械製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県 高崎市 |
| 業種 | はん用・生産用・業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 34人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1952年 |
当社は新聞販売店向けの折込広告丁合機を製造しており、国内の同種メーカーは3社である。北関東、甲信越、北海道ではシェア60%台を確保している。インターネットの普及や活字離れで新聞の販売台数は減少傾向にあるが、全国約2万4,000店の新聞販売店で新聞は必要不可欠なメディアであり続けている。既存3社の競合が激化しており、販売店のニーズに合った製品づくりが最重要課題となっていた。
抱えていた課題
やったこと
現行シャフトの強度テストを行い、問題点を洗い出した。新しい加工法を検討し、それに合わせて導入設備を選定した。現行の鉄製シャフトと同等の曲げ・堅さを持つアルミ素材を選定し、シャフトを試作した。耐久性については群馬県立群馬産業技術センターに検査・評価を依頼し、新素材を使用可能と判断した。耐久性を確認できたシャフトを搭載した製品を試作し、長期耐久テストと組み立て上の問題点の検証を行った。導入した機械は、キー溝加工と穴開け加工を連続して行うことができ、シャフト加工用の長尺バーフィーダーを接続できる、アルミシャフト加工に特化した機械である。
| 加工機 | シャフト加工機(キー溝加工・穴開け加工を連続して行える機械、長尺用バーフィーダー接続可) |
|---|
新しい製品・サービス:アルミ素材を使ったシャフトを搭載した折込広告丁合機
シャフト加工の工程を削減し、リードタイムを短縮できた。4種類のシャフトを組み込んだ場合の総重量は、現状と比べて63.5%削減され、大幅な軽量化を実現した。年間の加工時間は788時間削減された。今回獲得したシャフト加工技術は他のシャフトにも応用していく。顧客ニーズに対応でき、課題を解決できたため、現状の年間販売台数と売上規模を拡大できると見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
新聞折込丁合機の製造を主力とし、シェア60%台を確保している経緯が示され、シャフト加工技術は既存製品の軽量化という延長線上に位置付けられている。
丁合機メーカーは国内3社、北関東・甲信越・北海道でシェア60%台と競争環境と自社の位置が数字で示されている。ただし強みの説明は限定的。
46種の鉄製シャフトによる重量増を課題と認識し、軽量化とリードタイム短縮で解決を図る計画が示されている。売上拡大の見通しも述べられている。
軽量化率63.5%、年間削減時間788時間(削減率55%)と数値が示されるが、目標1,610時間には届かなかったと記載されている。
公開されている事例からは体制や人材、事務処理能力を読み取れる記述は見当たりません。
新聞販売店約2万4,000店、導入先約4,000店など顧客ターゲットとニーズが数字で示され、軽量化が選ばれる理由として整理されている。
強度テスト、群馬県の検査依頼、試作、長期耐久テストと段階的な検証の流れが示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
新聞折込丁合機は販売台数が減少傾向にある分野で、新市場性は読み取れない。ただし高付加価値化を図る記述は限定的。
鉄道車両の国内市場約5,000億円、海外輸出1,000億円といった数字はあるが、公的補助が必要な理由としての波及効果は具体的に述べられていない。
補助金額や投入額に対する付加価値増加の数値は示されておらず、費用対効果はわずかにうかがえる程度。
先端デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は記載されておらず、軽量化技術の応用が示されるのみ。
鉄道車両の軽量化や海外輸出市場に触れており、成長分野への進出がうかがえるが具体性は薄い。
群馬県高崎市の企業であることは示されるが、地域特性を活かした雇用創出や地域成長への記述は見当たらない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
折込広告丁合機はシェアアップがそのまま売上増につながると見込んでいる。鉄道車両牽引車の分野でも軽量化が進むと考えている。
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
試作案件の受注拡大と歯車加工競争力の強化のため、3つの設備を導入した。