南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
株式会社錦野金型工業
成果リードタイム 100%→58%
| 事業者名 | 株式会社錦野金型工業 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県 群馬県佐波郡玉村町 |
| 技術分野 | 溶接 |
| 従業員数 | 29人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1989年 |
抱えていた課題
やったこと
パワー密度の高いYAGレーザー溶接機を導入し、アルゴン溶接で用いる溶接棒の1/4径を用いた微細溶接法を高度化した。20tを超える大型金型に対応するYAGレーザー溶接法を開発し、アルゴン溶接の条件を明確にして経験則だった溶接後の機械加工を可能にした。表面窒化処理や焼入れを施した材料へのYAGレーザー溶接では、ピンホールや表面処理層の剥がれを起こさない最適条件を群馬産業技術センターの協力を得て導き出した。大型金型の表側と裏側の協調作業を可能にする90度反転機の仕様を決め、群馬高専の協力を得て強度シミュレーションの解析を行った。モデル金型に本技術を適用し、品質等の妥当性を評価した。
新しい製品・サービス:大型金型に対応した高精度・短納期の金型メンテナンスシステム
モデル金型の実績でリードタイムを42%短縮し、従来法に対して溶接時間を短縮できた。一方、新たな設備を使いこなすまでに時間がかかり、計画より多くの時間を要したため、リードタイム半減の目標は達成できなかった。従来法であるアルゴン溶接で必要だったなまし作業を省略でき、さらなるリードタイム削減が期待できる。確立した技術は他の加工へ水平展開し、コストダウンや新サービスへの展開も見込まれる。
レーザー溶接の事例を増やし、溶接に係る時間と仕上作業に係る時間の短縮を追究する。確立した技術を他の加工に水平展開し、さらなるコストダウンや新サービスへの展開に取り組んでいく。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
既設の生産管理システムに納期管理機能を追加し、納期進捗管理表などの画面や帳票を新設した。
効果:受注件数 2,499件→2,665件