価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
ニホンハンダ株式会社
成果体積抵抗率 0.068Ω·cm→0.0079Ω·cm
| 事業者名 | ニホンハンダ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 東京都黒田区 |
| 業種 | 非鉄金属製造業 |
| 技術分野 | 電子部品・デバイスの実装 |
| 従業員数 | 85人 |
| 資本金 | 2,436万円 |
| 設立 | 1944年 |
当社は電子部品実装用の接合材料を主力とし、超微粒子の研究を行ってきた。エレクトロニクス実装では銀系導電性接着剤がはんだより低温で接合できるため用途が拡大しているが、銀の価格は高騰している。ニッケルは銀に比べて30分の1未満の価格であり、銀を置き換えられれば大きなコストダウンになる。
抱えていた課題
やったこと
マイクロリアクター装置を用い、2枚の回転円盤の狭い隙間に反応液を導入して栗状ニッケル微粒子の試作を行った。装置の回転数500rpm、1700rpm、3500rpmの条件で生成物を比較し、推定反応式に基づく溶液の基本配合と最適運転条件を見いだした。還元剤4種類を比較し、粒子サイズと還元力から最も良い還元剤を選定した。試作した栗状ニッケル微粒子を樹脂A、樹脂B、硬化剤、有機溶剤と配合して導電性接着剤を作り、予備加熱80℃10分、本加熱150℃60分で評価した。さらにペースト状とは別にシート形態の接着剤を試作して評価した。
新しい製品・サービス:栗状ニッケルフィラー導電性接着剤(シート状を含む)
栗状ニッケルフィラーを用いることで、通常形状ニッケルフィラーの導電性接着剤より導電性が一桁向上した。ニッケルは酸化しやすいため表面処理が必要である。シート状にすると体積抵抗率は9.8x10-4Ω·cmとなり、銀フィラー導電性接着剤に近い水準に達した。機能的に銀を代替できるニッケル系接着剤を開発でき、銀の代替によるコストダウンが期待できる。
顧客による信頼性検討と、顧客の製造プロセス変更への対応、産業材マーケティングが今後必要である。担当者は開発を継続し、優位性のある製品に仕上げることが期待されている。
中小企業においては、有望なシーズ技術があっても、経営資源不足から製品化検討がなかなか出来ないのが現状です。そんな時にものづくり補助金の支援を得ることができ、特異な製品の開発検討に取り組むことが出来ました。今後、担当者には開発を継続させ優位性のある製品に仕上げることを期待しています。
公式の事例集より(原文のまま)
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。
トランケーション総形電着砥石の技術を開発するため、デジタルマイクロスコープを導入した。