ペン型Bluetoothオシロ‐スマホを表示機として使用するオシロスコープの試作開発
携行できるペン型端末のソフトウェア開発、筐体、基板、データを表示するスマートフォン・タブレットのアプリケーション開発を実施した。
有限会社保坂プレス工業
成果R形状部の加工時間が1/2となった。
| 事業者名 | 有限会社保坂プレス工業 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 市原市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 鋳造 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1966年 |
主に建材用板金の製造販売を行っており、得意分野は建材板金加工である。建築現場での施工日程短縮により、短納期化とコストダウンが強く求められている。2013年度の売上高は1億1,100万円であった。
抱えていた課題
やったこと
2014年1月から4月にかけてレーザー加工装置を設置し、CAD/CAMシステムのネットワークを構築するため、アマダと共にレーザー加工機本体のプログラム設定を行った。レーザー CAM、CAD加工データ作成およびレーザー加工装置のオペレーター技術習得のため、アマダスクールを受講した。従来の既存プレスラインに加え、複雑形状製品を加工するレーザー新設ラインを稼働させた。アルミ製防犯カメラケースの試作では、顧客との打合せで試作品を改良しながら数回提供し、顧客要求品質まで達成して受注に結び付けた。ステンレス薄板の試作ではクリーンカットを試したが、アプローチポイント裏面に小さな焦げ跡が出るためヤスリ掛けで対応している。
新しい製品・サービス:アルミ製防犯カメラケース、ステンレス製のオリジナル商品(釣り竿受け、花瓶、陶器台、壁掛けフックデザインプレート)、スチール厚板製品の建材用部品
レーザー加工生産ライン新設により、板金生産ブランク工程の多品種対応化、短納期化、コストダウンに取り組んだ。複雑形状ではサンダー仕上工程が不要となり、加工時間が1/2となった。ネスティング効果で板材歩留は15%向上し、設備の無人化稼働によりトータルコストは削減された。一方、アルミ製防犯カメラケースは溶接部の強度不足で約10%のクレームが発生し、再製作のため収益は0となった。
レーザー加工で付加価値を生む建材製品、精密板金市場向けの産業用部品、オリジナル商品の3本柱で事業を展開する。レーザー加工機のカタログ性能を引き出すにはデータ蓄積とノウハウが必要なため、今後2年間は試作を繰り返し、受注できる板種・板厚・加工精度を見極める。
新しい技術の導入により、新たな取引も生まれ今後に期待したいと思います。
公式の事例集より(原文のまま)
携行できるペン型端末のソフトウェア開発、筐体、基板、データを表示するスマートフォン・タブレットのアプリケーション開発を実施した。
取引先からの短納期の要求に応えるため、アジエシャルミー社製のワイヤーカット放電加工機CUT20Pを導入した。
ものづくり補助金により、チップレベルTSV電極形成加工技術の実用化検証に必要な直接人件費と外注加工費の補助を受けた。
効果:試作開発コスト 3,000万円→500万円