ものづくり補助金平成24年度千葉県

外壁パネル加工分野への進出

日本ルーフ建材株式会社

成果図面通り0.5mmの公差で仕上げることができた

この事例のポイント

  • 戸建て住宅業界の需要が少子高齢化やライフスタイルの変化により将来減少すると予想されるため、新たな事業分野への進出が必要だった。
  • 設備メーカーのテクニカルセンターで加工試験を行い、必要なマシンスペック、金型形状、プログラム、作業方法を検証した。
  • 図面通り0.5mmの公差で仕上げることができた。従来取引のなかった建設資材の中堅メーカー(上場会社)から工事現場用外壁パネル加工の初受注に成功し、継続受注となっている。

事業者のプロフィール

事業者名日本ルーフ建材株式会社
所在地千葉県 八日市場市
業種金属製品製造業
技術分野金型
従業員数41人
資本金1,000万円
設立1982年

事業の背景

当社は戸建て住宅業界を事業ドメインとしてきたが、少子高齢化やライフスタイルの変化により将来的に需要が減少することが予想されている。そのため現有の表面処理鋼板の加工技術を生かせる新たな事業分野への進出を検討していた。大型施設の立体駐車場用外壁パネルや工事現場用外壁パネル製造のオファーがあったが、現有設備では加工精度や製造コストの面で対応できない状況だった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術戸建て住宅業界の需要が少子高齢化やライフスタイルの変化により将来減少すると予想されるため、新たな事業分野への進出が必要だった。
  • 生産能力立体駐車場用外壁パネルや工事現場用外壁パネルの製造オファーがあったが、現有設備では製品加工精度や製造コストの面で取り込めなかった。

やったこと

設備メーカーのテクニカルセンターで加工試験を行い、必要なマシンスペック、金型形状、プログラム、作業方法を検証した。その結果をもとに設備仕様を決めて設備を導入し、金型を設計・製作した。導入した設備と金型で立体駐車場用パネルと工事現場用外壁パネルの試作を行い、所定の品質と製造コストで製造できることを確認した。立体駐車場用パネルは図面通り0.5mmの公差で仕上がり、組み立てても外観上問題ないことを確認した。工事現場用外壁パネルは重要寸法12箇所すべてを公差内に収めた。

  • 加工機ベンディングマシン加工設備外壁パネル用
  • 金型金型外壁パネル用

新しい製品・サービス:立体駐車場用外壁パネル、工事現場用外壁パネル

事業の効果

  • 図面通り0.5mmの公差で仕上げることができた
  • 工事現場用外壁パネルについて重要寸法12箇所すべてが公差内に収まった

従来取引のなかった建設資材の中堅メーカー(上場会社)から工事現場用外壁パネル加工の初受注に成功し、継続受注となっている。屋根関連部材でも、導入したベンディングマシンにより加工範囲が広がり、某ハウスメーカー向け製品の初受注に成功した。金型交換や段取りが容易になり、作業能率も大きく向上した。今後は寸法精度の厳しい製品の受注拡大と他業界への展開を図る。

今後の展望

外壁パネル加工分野への進出を橋頭保として、事業の拡大発展を図る。最新マシンの導入とともに技能のレベルアップを図り、より様々な製品に対応できる体制を作っていく。

事業者の声

もの補助は初めての挑戦でしたが、関係各位からのご支援をいただき、最後まで遂行できました。

公式の事例集より(原文のまま)

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。