回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社栄進鈑金製作所
成果加工速度 1倍→2.5倍
| 事業者名 | 株式会社栄進鈑金製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 米沢市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,精密加工 |
| 従業員数 | 24人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 2001年 |
当社は平成13年に板金加工業として創業し、加工・切断・曲げ・溶接・塗装の一貫体制を構築して業容を拡大してきた。近年は競争の激化により、一貫した生産管理に加え短納期や価格競争力への要求が高まっている。配電盤・制御盤の筐体および装置フレームを製造し、近年は首都圏の開発需要を獲得して事業拡大に注力している。
抱えていた課題
やったこと
リードタイム短縮による生産性改善のため、高機能NCタレットパンチプレスを導入し、価格競争力の強化を図った。あわせて専用管理ソフトを導入し、クラウドを活用して事務所のパソコン、スマートフォンと工場をネットワークでつないだ。導入したNCタレットパンチプレスと他の加工機の情報を一元管理し、時間管理と品質向上を図った。メーカーともインターネット経由でメンテナンスができるようにした。
高機能NCタレットパンチプレスにより製品の加工精度が安定し、段取りの自動化で時間が短縮されて大幅なリードタイム短縮を実現した。IoT構築で事務所と工場が一元管理され、工程の見える化が進んだ。機械に問題が発生した際は事務所のパソコンやスマートフォンに通知され、メーカーも即対応できるようになり、ダウン時の時間ロスが大幅に減った。これらにより生産性の向上、品質の安定、付加価値の向上が実現した。
生産性向上による短納期と高品質体制を活かし、既存顧客の受注を維持するとともに新規市場に参入する。東京オリンピック再開発に伴うオリンピック関連建築物の配電盤で新規顧客を開拓し、受注獲得を目指す。TPP加盟国やアジア地域への海外展開にも、これまでの人的ネットワークを活用して挑戦する。国内外の新規開拓には人材育成と技術の共有も欠かせないと考えている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成27年1月に新型タレットパンチプレス(タレパン)を1台導入した。
効果:加工可能サイズ(長辺) 1,829mm→2,438mm