南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
株式会社三幸製作所
成果商品アイテム数 24種類→120種類
| 事業者名 | 株式会社三幸製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都 東京都江戸川区 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 金属プレス加工 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1968年 |
昭和43年設立の当社は、丸型・角型パイプ曲げ加工から始まり、什器やディスプレイ用の金属加工・板金加工へと業容を広げてきた。現在は与薬カートやタバコ販売用ディスプレイ筐体などの小売店用販売什器を中心に、仕様提案型の受託製造を行っている。設備導入前の商品数は24種類だった。
抱えていた課題
やったこと
アマダ製『CNCタレットパンチプレスAE255NT』を導入し、板金部品の打ち抜き加工を行えるようにした。一度に様々な形を打ち抜けるため、1枚の板から無駄なく多くの部品を取れるようになった。鉄だけでなくアルミにも対応可能となった。50種以上の抜き型をセットできるため、段取りの手間が減り作業効率が大幅に向上した。
| 加工機 | CNCタレットパンチプレスAE255NT(アマダ製) |
|---|
タレットパンチプレスの導入により、一度に多くの部品を打ち抜けるようになり、作業効率が大幅に向上した。これにより商品アイテム数は約5年間で24種類から120種類へと約5倍に増えた。設計から完成までのワンストップ対応と短納期・小ロット対応の体制が強化され、リピート案件にも対応しやすくなった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和43年設立のパイプ曲げから板金加工への業容拡大と、作りたいものを実現する設備投資の方針が一貫して示されている。
設計提案力、高品質、短納期、小ロット対応を強みとすると示されるが、市場動向や競合との比較は記載がない。
設備導入前の商品数24種が約5年で120種に増え、処理能力やデータ管理の課題も挙げられ、稼働率75%も示される。
商品数の成長実績はあるが、賃上げや付加価値額に関する数値目標は記載されていない。
設計から完成までワンストップで受け、従業員12人の体制で、若手技術者の育成にも触れている。
販促用筐体と医療用カートを主力とし、使いやすさと安心の点で高い評価を得ていると書かれている。
今後の展望として若手育成や設計力強化に触れるが、具体的なスケジュールや課題解決の方法までは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
医療用カートや販促用筐体を扱うが、分野の普及度や高付加価値化の水準を示す記述はない。
補助金が成長の一因と述べられるが、雇用創出や川上・川下への波及効果は記載されていない。
設備導入後に商品数が約5倍になったと示されるが、補助金投入額と付加価値増加の関係は書かれていない。
データ管理の効率化や溶接ロボットのデータ作成への活用が述べられ、製造工程のデジタル化が示される。
公開されている事例からは読み取れません。
東京都江戸川区に所在するとわかるが、地域特性を活かした雇用創出や成長への言及はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
設備導入後4年以上が経過し、タレットパンチプレスの稼働率はすでに75%に達している。曲げ加工のベンダーマシンも稼働率72%と空きがない状況が続くため、レーザー加工機などの更なる設備導入が検討されている。今後は若手技術者を育て、設計力と技術の伝承を進めていく方針である。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%